リゾートホテル 八ヶ岳高原ロッジ

電話:0267-98-2131

お問い合わせ

アクセス

サイトマップ

日本語

/

English

  • イベントニュース
  • コンサート
  • レストランイベント
  • 展示イベント
  • 青い鳥チョコレート
  • 池袋・横浜情報サロン

コンサート

The 287th Yatsugatake Kogen Salon Concert

[豊嶋 泰嗣(ヴァイオリン)/矢部 達哉(ヴァイオリン)/川本 嘉子(ヴィオラ)/上村 昇(チェロ)]

日本を代表する一流ソリスト4人が揃う
実力派カルテットが初登場。結成10周年を迎え、
定例のベートーヴェンに加えて、ハイドンの
不朽の名作に挑む、意欲的なプログラム。

2009年12月5日(土) 午後4時00分 開場/午後5時00分 開演

【曲目】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第11番 へ短調 Op.95「セリオーソ」

ハイドン:弦楽四重奏曲 Op.51「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」


<アンコール曲>

・ハイドン:セレナーデ


プロフィール

●アルティ弦楽四重奏団 ALTI Quartet
アルティ・カルテットは、ヴァイオリニストの豊嶋泰嗣と矢部達哉、ヴィオリストの川本嘉子とチェリストの上村昇という4人の一流のソリスト達によって1998年に京都で結成された。 アルティの名前は彼らがレジデント・カルテットとして活動している京都府立府民ホール(アルティ)の名前に冠している。その活動は京都のみならず日本各地に広がっている。 このカルテットの特徴は、京都のレジデントホールではベートーヴェン弦楽四重奏曲を毎回1曲ずつとり上げており、その他にもモーツァルトやハイドン、ドヴォルジャークの弦楽四重曲を重要なレパートリーとしている。曲によって第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンが入れ替わるのも大きな特徴で彼らの実力の高さを物語っている。 室内楽の中心的存在である弦楽四重奏を、ソリストとして活躍しながら、まとまりの良い演奏を展開していくのは至難の技だが、4人は一様に安定したテクニックを持ち、緻密さを保った中で自己を主張しており、その音楽の表情にもデリカシーとニュアンスがあふれていて、結成以来ますます成熟し、名実共に日本のトップ弦楽四重奏団の一つとなった。 2008年、第28回音楽クリティック・クラブ賞受賞
 

●豊嶋 泰嗣(ヴァイオリン) Toyoshima Yasushi
桐朋学園大学在学中よりヴァイオリン、ヴィオラ奏者として演奏活動を始める。88年のサントリーホールでリサイタルデビュー、国内外のオーケストラと共演。ハレー・ストリング・クァルテットを結成、2000年までカザルスホールのレジデントクァルテットを務めた他、サントリー・フェスティバル・ソロイスツ等、多くの室内楽プロジェクトに参加。アイザック・スターン、ヨーヨー・マ、マルタ・アルゲリッチ、ピンカス・ズッカーマン、ミッシャ・マイスキー、リチャード・ストルツマン等と共演。大学卒業と同時に22歳でコンサートマスターに就任した新日本フィルを93年に退団後は、サイトウ・キネン・オーケストラ、ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・オーケストラ等でコンサートマスターを務め、97年からは九州交響楽団と新日本フィルのコンサートマスターを兼任。 04年3月には指揮者としてもデビュー。05年兵庫芸術文化センター管弦楽団コンサートマスター就任。CDはポニーキャニオンからソロを3枚リリース。91年村松賞、第1回出光音楽賞、92年芸術選奨文部大臣新人賞受賞。桐朋学園大学大学院講師。
 

●矢部 達哉(ヴァイオリン) Yabe Tatsuya
89年桐朋学園ディプロマコース修了。90年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに就任。サイトウ・キネン・オーケストラやジャパン・チェンバー・オーケストラのコンサートマスターとしても活動を行う。ソリストとしては、朝比奈隆、小澤征爾、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェイムズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の指揮者と共演。室内楽にも意欲的に取り組み、ヨーヨー・マ等との共演の他、Kitaraホールカルテット及び京都アルティ弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍。ソニークラシカルと専属契約を結び、CDに「ソット・ヴォーチェ」「エシェゾー」「レザムルーズ」「ツィゴイネルワイゼン」「ディア・モリコーネ」がある。97年にはNHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで反響を呼ぶ。95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞を受賞。04年4月上野学園大学音楽・文化学部教授に就任。
 

●川本 嘉子(ヴィオラ) Kawamoto Yoshiko
桐朋学園大学卒業。ヴァイオリンを江藤俊哉、鈴木愛子、室内楽を末吉保雄、原田幸一郎の各氏に師事。1989年第6回東京国際コンクール室内楽部門にイグレック・クァルテットで優勝。89年、90年タングルウッド音楽祭に招待を受けて参加。91年東京都交響楽団に入団、ヴィオラへ転向。92年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位(1位なしの2位)。マールボロ音楽祭、ダボス音楽祭、東京の夏音楽祭、霧島音楽祭などに参加。96年村松賞、97年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞受賞。カザルスホールで1年間にわたるリサイタル・シリーズ「川本嘉子 ザ・ヴィオリスト」を行う。99年から2002年まで東京都交響楽団首席奏者。98年からアルティ弦楽四重奏団、01年からAOIレジデンス・クァルテットでも活躍、00年チョン・ミョンフンの「セブンスターズ・ガラ・コンサート」に参加。CDに中野振一郎との「ヴィオラ・バロック・ミュージック」「J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ」がある。
 

●上村 昇 (チェロ) Kamimura Noboru
1975年京都市立芸術大学卒業。黒沼俊夫氏に師事。76年第23回文化放送音楽賞受賞。77年第46回日本音楽コンクール第1位。海外派遣コンクール松下賞受賞。第6回カサド国際チェロ・コンクール優勝。83年第1回京都府文化賞新人賞受賞。86年東京・京都にてバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を開催。91年ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。93年第5回飛騨古川町音楽大賞奨励賞受賞。プラハ交響楽団と共演98年ABC国際音楽賞受賞。2001年第19回京都府文化賞功労賞受賞。また98年より京都府民ホール・アルティの開館10周年を記念したアルティ弦楽四重奏団を結成し、定期的に公演を行う。現在、母校の京都市立芸術大学教授、桐朋学園大学客員教授。 

料金

コンサートのみ:8,000円
コンサート+ブッフェディナー:16,000円
ご宿泊セット:下記の表をご覧ください。

料金(お一人さま、コンサート+ブッフェディナー+ご宿泊・ご朝食、税金・サービス料込み)

12/5(土)
室タイプ/ご利用人数 1名様 2名様 3名様
スタンダードA ¥31,000 ¥24,500 ¥24,000
スタンダードB ¥36,500 ¥27,500 ¥26,000
スタンダードC ¥39,500 ¥28,500 ¥26,500
デラックス ¥44,000 ¥31,000 ¥28,000
ジュニアスイートルーム ¥55,000 ¥36,500 ¥32,000
スイートルーム ¥78,000 ¥48,000 ¥39,500

12月5日(土)アルティ弦楽四重奏団

朝から雪が降り始め、コンサートが始まる時間には白銀の世界となりました。

この日、冬の八ヶ岳でじっくり聴くには最高、アルティ弦楽四重奏団の演奏会が開催されました。京都府立府民ホール<アルティ>の名前を冠した、レジデント・カルテットです。

メンバーは、豊嶋氏、矢部氏、川本氏、上村氏という日本を代表する弦楽奏者であり、 個性が際立つものの、見事にそれが融合した素晴らしいアンサンブルを聴かせていただきました。

曲目は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第11番「セリオーソ」とハイドンの弦楽四重奏曲「十字架上のキリストの七つの言葉」という、あえてカルテットの曲としては“王道”でないものが選曲されました。完成度が高い名曲で、公演機会も多くはないことから貴重な公演となりました。特に「十字架上のキリストの七つの言葉」は、7楽章・演奏時間50分の大曲です。内容は、キリストが十字架上で言ったとされる七つの言葉、そして死に際して起こった地震を楽曲にしたもの。音楽はその筋書きにあわせて、ドラマティックに変化し、まるでセリフのない“ドラマ”をみているよう。まさに感動の力演でした。

外は神秘的な雪景色。キリストにまつわる曲目、そしてカルテットのように心を落ち着けて音楽に向き合うジャンルを堪能するには、最高の環境となりました。

このページ最上部へ