２０１０年２月２０日(土)・２月２１日（日） 午後４時 開場／午後５時 開演

【曲目】（2月20日･2月21日）
＜第Ⅰ部＞
笙ソロ
星がみている
琵琶即興
絹の道
一声　＜作曲者不明／雅楽朗詠＞
枯葉　＜ジョゼフ・コズマ＞

＜第Ⅱ部＞
Happy　Skip
ピアノ即興
風のかたみ
Natural　Moment
ときめきのせつなさで　（2／20のみ）
あなたのほほえみ　　　（2／21のみ）
生きてきた僕たちへ
「トゥランドット」より“誰も寝てはならぬ”＜ジャコモ・プッチーニ＞

＜アンコール曲＞　（2月20日･2月21日）
・地球よやさしくそこに浮んでいてくれ

※作曲の表記がない曲はすべて東儀秀樹作曲です。

●東儀 秀樹　Hideki Togi
1959年東京に生まれる。東儀家は、奈良時代から今日まで1300年間雅楽を世襲してきた楽家である。 父の仕事の関係で幼少期を海外で過ごし、ロック、クラッシック、ジャズ等あらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長。高校卒業後、宮内庁楽部に入る。楽部では篳篥（ひちりき）を主に、琵琶、鼓類、歌、舞、チェロを担当。宮中儀式や皇居において行われる雅楽演奏会などに出演するほか、海外での公演にも参加、日本の伝統文化の紹介と国際親善の役割の一翼を担ってきた。 その一方で、ピアノやシンセサイザーとともに雅楽の持ち味を生かした独自の曲の創作にも情熱を傾ける。
1996年デビューアルバム「東儀秀樹」で脚光を浴び、以後次々とアルバムをリリース。
2000年、6thアルバム「雅楽　天・空・地～千年の悠雅」以降7度にわたり、ゴールドディスク大賞　純邦楽・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。7thアルバムの「ＴＯＧＩＳＭ2」では日本レコード大賞企画賞を受賞している。
2005年上海一流若手ミュージシャンとのユニット「TOGI+BAO」を結成し、1stアルバム「春色彩華」を発表。同年より開催したTOGI+BAOの全国ツアーも大成功を収めた。
2007年移籍したユニバーサルミュージックよりアルバム“Out of Border”発売。
2009年7月にＮＥＷ　ＡＬＢＵＭ「地球よ、」を発売。8月より東儀秀樹全国ツアーfeat.古澤巌「地球よ、」が決定している。
《ツアーＨＰ》　http://www.togifeatfurusawa.jp/
最近では、各メディアでの活躍も目覚ましく、「メルセデスベンツ」、京セラ「CONTAX T3」、「リプトン・ザ・ティー」、「ロッテ　グリーンガム」、「マクドナルド」、「黄桜　辛口一献」CM出演、曲担当など始め、2008年ＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」に孝明天皇役での出演、2009年にはＴＢＳドラマ「ＭＲ．ＢＲＡＩＮ」に八木仁役での出演と、ますます活動の幅が広がっている
《近年の海外での公演》
08年 ウズベキスタン・サマルカンド　第1回世界遺産コンサート出演。スペインサラゴサ万博参加。
09年 3月韓国　第2回世界遺産コンサート。 7月ベトナム　フエでの第3回世界遺産コンサート出演。
《書籍》
『雅楽：僕の好奇心』
『東儀秀樹写真集』
『東儀秀樹のもう一つの旅：南仏の光と風 』
『東儀秀樹の永遠のオモチャ箱』
『すべてを否定しない生き方』
※以下イラストを担当
『光り降る音』『天つ風の音』『星月夜の音』

コンサートのみ：10,000円
コンサート＋ブッフェディナー：18,000円
ご宿泊セット：下記の表をご覧ください。

2月20日（土)21日（日）東儀秀樹リサイタル

稀に見るぐらいの素晴らしい冬晴れの日が続きました。青空は冬の透明度溢れるブルー。燦々と陽が差し込み暖かく、雪面のホワイトがキラキラ光る様と空のコントラストは、「冬の八ヶ岳は最高！」と思わせてくれる景色でした。もちろん八ヶ岳、富士山もくっきり見え、ますます爽快な週末となりました。

さて、この絶好のお天気を招いて（？）いただいたのは、東儀秀樹さんです。今年で11年目となるこのシリーズ。全国の東儀さんファンがこぞってご来場くださる公演として、定着してきております。東儀さんはご滞在中、自然郷内で雪像を作られたり（今年はありませんでしたが）、陶芸をやられたりと、公演以外のお時間を満喫してお帰りになりますが、ファンの方によると、そのような日常的なお姿を拝見できるのは八ヶ岳しかないそうです。公演も、東儀さんの魅力満載の「東儀ワールド」をご堪能いただけました。今回は、初めての琵琶、そして「一声」という雅楽の朗詠をご披露くださり、古典的な色が感じられた公演でした。

それにしても東儀さんの多才さ、人並みはずれた器用さには毎年驚かせられます。来年は、12年目という干支が一回りした節目の年。どのような公演になるのか、今から楽しみです。