リゾートホテル 八ヶ岳高原ロッジ

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第3回八ヶ岳チェンバーミュージック・コレクションについて

2018年は、スヴャトスラフ・リヒテル没後20年にあたります。
また八ヶ岳高原音楽堂は、来る2018年に開館30周年を迎えます。
そこで今年3年目を迎える「八ヶ岳チェンバーミュージック・コレクション」は、「歴史」と「未来」をテーマにお贈りします。

1日目は、リヒテル没後20年を偲び「ロシア音楽」を中心にプログラムしました。
初日の午前を彩るのは、珠玉のロシア歌曲。リヒテルの半生を支えた愛妻ニーナ・ドルリアクは、歌手として演奏上のパートナーでもあり、リヒテルとの録音も残されています。リヒテルも愛した、広大な大地、豊かな自然が歌われるロシア歌曲をお聴きください。
午後の2公演は、ラフマニノフ、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチの代表作を取り上げます。特に「偉大な芸術家の思い出に」「ピアノ五重奏曲」は、ロシア音楽を代表するだけでなく、古今の室内楽作品の中でも最高峰に位置づけられ、いずれもリヒテルの名演が残る名曲です。
八ヶ岳高原音楽堂はリヒテルをはじめ、ロシア人音楽家の出演暦は多く、アシュケナージ、ボロディン弦楽四重奏団、ブーニン、バシュメット、グバイドゥーリナなど、錚々たる名前があがります。
音楽堂の「歴史」に思いを馳せるロシア・プログラムをお楽しみください。

2日目は、「チェンバロ」が活躍するプログラムです。
この度、八ヶ岳高原音楽堂は繊細な音色をもつ楽器「チェンバロ」にとって理想的なホールであると評価いただき、地元・八ヶ岳産カラマツを用いた「八ヶ岳チェンバロ」が新たに製作されることになりました。(詳細はこちら
そこで製作途中のチェンバロをロビーに展示し、チェンバロが活躍した時代の音楽、J.S.バッハの作品を中心にお贈りします。
選曲にあたっては、1年目の「四季(ヴィヴァルディ)」、2年目の「水上の音楽(ヘンデル)」に続く“室内合奏曲”という縦糸に、チェンバロという横糸を交え浮び上がる楽曲、「ブランデンブルク協奏曲(J.S.バッハ)」をメインに取り上げます。また一昨年、昨年と再演の声の多かった弦楽四重奏では、ベートーヴェン、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチをお聴きいただきます。
八ヶ岳で誕生する楽器から、新しい物語が生まれることを期待して、八ヶ岳高原音楽堂の「未来」に思いを託します。


お問い合わせ:八ヶ岳高原ロッジ 電話:0267-98-2131

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