イリーナ・メジューエワ

ショパンの夕べ

ピアノで奏でる心に触れる“歌”。
崇高なまでに美しいショパンの調べ。

2018年5月19日(土)
午後3時30分開場/午後4時30分開演

【プログラム】
オール・ショパン・プログラム
ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」
幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
華麗なる大円舞曲 作品18
子犬のワルツ 作品64-1
ワルツ第9番 変イ長調 作品69-1「告別」
ワルツ第5番 変イ長調 作品42「大円舞曲」
ノクターン第5番 嬰ヘ長調 作品15-2
スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
マズルカ第2番 嬰ハ短調 作品6-2
マズルカ第13番 イ短調 作品17-4
マズルカ第17番 変ロ短調 作品24-4
マズルカ第29番 変イ長調 作品41-4
マズルカ第35番 ハ短調 作品56-3)
英雄ポロネーズ 作品53
子守歌 変ニ長調 作品.57
幻想ポロネーズ 作品61

※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。

● イリーナ・メジューエワ(ピアノ)Irina Mejoueva

ロシア生まれ。5歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学(現ロシア音楽アカデミー)でウラジーミル・トロップ教授に師事。1992年ロッテルダム(オランダ)で開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、一躍脚光を浴びる。1997年からは日本を本拠地として活動を始める。
バロック、古典派から近・現代にいたる作品まで幅広いレパートリーをもつ。特に、近年再評価の進むロシアの作曲家ニコライ・メトネルの作品紹介に力を入れており、2001年にはメトネル没後50年を記念したシリーズ「忘れられた調べ」で、その主要作品を4夜にわたって取り上げ称賛される。2002年、スタインウェイ・ジャパン株式会社によるコンサートツアーを行い、2003年にはサンクトペテルブルク放送交響楽団の日本ツアーにソリストに起用される。2005/06年のシーズンにはザ・シンフォニーホール(大阪)で4回にわたるリサイタル・シリーズを開くなど、多彩な演奏活動を展開している。
これまでにロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、プラハ交響楽団、サンクトペテルブルク放送交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、九州交響楽団、山形交響楽団、広島交響楽団などと共演。
卓越した数々の録音は高い評価を受けており、中でも“私たちの心をそっと包み込んでくれる。そんな優しさと大きさ……。すばらしい精神的な境地だ”(2010年レコード芸術)と大絶賛された「ショパン:ノクターン全集」(若林工房)は、2010年度レコードアカデミー賞(器楽曲部門)に輝く。2006年度青山音楽賞受賞。2015年、第27回ミュージック・ペンクラブ音楽賞(クラシック部門、独奏・独唱部門賞)を受賞。2017年9月、「ピアノの名曲 聴きどころ 弾きどころ」(講談社現代新書)を出版。現在、京都在住。日本語も流暢に話し、落語や歌舞伎など日本伝統文化にも造詣が深い。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131