千住真理子 ヴァイオリン・リサイタル

(1日目)大地の香り オリエント~ローマ
(2日目)海の煌めき シチリア~スペイン

地中海への憧憬を名曲にのせて。
ヴァイオリンが誘う悠久の旅。

2018年10月20日(土)・21日(日)
(1日目)午後3時30分 開場/午後4時30分 開演
(2日目)午後2時00分 開場/午後3時00分 開演

【共演】
山洞 智(ピアノ)

【プログラム】

(1日目)大地の香り オリエント~ローマ
カッチーニ:アヴェ・マリア
レスピーギ:イタリア―ナ~リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 ほか

(2日目)海の煌めき シチリア~スペイン
フォーレ:シチリア―ナ
マスカーニ:アヴェ・マリア 
サラサーテ:スペイン舞曲より ほか

※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。

【直前情報あり】世界音楽紀行vol.3開催に向けて

ご宿泊プラン特別企画

レストラン「花暦」ブッフェディナー 
千住真理子×山崎広明(八ヶ岳高原ロッジ総料理長) 
「音楽と食のコラボレーション」

ホテルオークラの伝統を継承し、新たな美味の創造に意欲的な、新・総料理長 山崎広明が、公演を記念してプログラムにちなんだ料理をブッフェメニューにご用意。この日ならではの味にご期待ください。

【山崎シェフコメント】
地中海に面する国々の料理は、自然の恵みを生かすことが原点となっています。素材の風味を生かすシンプルな調理法、ハーブやスパイスを最大限に生かす感覚、にんにく・オリーブ・トマトなど健康のためにも有効な食材の使用。
また、東洋と西洋が行き交う地域ですが、同じエスプリを感じられるところも面白いです。
イタリアの「パスタ」やスペインの「パエリア」などおなじみの料理に加え、モロッコの「クスクス」といった郷土料理など、食欲の秋に、地中海の味わいをお楽しみください。

美食と健康の地中海
世界中の人々を惹きつけてやまない地中海は、その歴史やロマン、色彩豊かな美景だけでなく、ユネスコの世界無形文化遺産に登録された健康的な食文化「地中海料理」でも注目を浴びています。

● 千住真理子(ヴァイオリン) Mariko Senjyu

2歳半よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部全国1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。慶應義塾大学卒業後、指揮者故ジュゼッペ・シノーポリに認められ、87年ロンドン、88年ローマデビュー。国内外での活躍はもちろん、文化大使派遣演奏家としてブラジル、チリ、ウルグアイ等で演奏会を行う。また、チャリティーコンサート等、社会活動にも関心を寄せている。

1993年文化庁「芸術作品賞」、1994年度村松賞、1995年モービル音楽賞奨励賞各賞受賞。

1999年2月、ニューヨーク・カーネギーホールのウェイル・リサイタルホールにて、ソロ・リサイタルを開き、大成功を収める。

2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」との運命的な出会いを果たし、話題となる。
2015年はデビュー40周年を迎え、1月にイザイ無伴奏ソナタ全曲「心の叫び」、2月にはバッハ無伴奏ソナタ&パルティータ全曲「平和への祈り」をリリース、両作品ともレコード芸術誌の特選盤に選ばれた。2016年は、300歳の愛器デュランティと共に奏でるアルバム「MARIKO plays MOZART」をリリース。またプラハ交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団と各地で共演。2017年はブラームス没後120年記念「ドラマティック・ブラームス」をリリース、また全国でスーク室内オーケストラとツアーを行い、好評を博した。

コンサート活動以外にも、講演会やラジオのパーソナリティを務めるなど、多岐に亘り活躍。著書は「聞いて、ヴァイオリンの詩」(時事通信社、文藝春秋社文春文庫)「歌って、ヴァイオリンの詩2」「ヴァイオリニストは音になる」(いずれも時事通信社)「ヴァイオリニスト 20の哲学」(ヤマハミュージックメディア)母との共著「母と娘の協奏曲」(時事通信社)「命の往復書簡2011~2013」(文藝春秋社)「千住家、母娘の往復書簡」(文藝春秋社文春文庫)など多数。

オフィシャルサイト http://www.marikosenju.com/

● 山洞 智 (Satoshi Sando)ピアノ

4歳からピアノを14歳から作曲を学ぶ。1993年東京芸術大学大学院修了。90年大学より安宅賞受賞。91年第60回日本音楽コンクール作曲部門首位、あわせて安田賞受賞。その後フランス政府給費留学生として渡仏。パリ国立高等音楽院にてさらに研鑽を積む。作曲と演奏の双方にわたり活動を展開、また両者をつなぐ新曲の初演も多数。ピアニストとしては独奏以外でも、とくに室内楽分野で内外のトップアーティストの共演者として絶大な信頼を寄せられている。97年8月に帰国。98年8月には国際交流基金派遣で南米ブラジル、アルゼンチンの各地まで演奏旅行にでかける。 現在、東京音楽大学准教授、東京芸術大学非常勤講師。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131