天満敦子

ヴァイオリン・リサイタル<二夜>

ストラディヴァリウスは語る
チェンバロの優美、ピアノの豊穣。

2018年8月25日(土)・26日(日)
午後4時30分 開場/午後5時30分 開演

【共演】
[第一夜]鎌田茉帆(チェンバロ)
[第二夜]勝呂真也(ピアノ)

【プログラム】
<第一夜>
J.S.バッハ:フランス組曲第5番 BWV816より アルマンド、クーラント *チェンバロ独奏
プニャーニ:ヴァイオリン・ソナタ第3番より 第1楽章 ラルゴ・エスプレッシーヴォ
デュプラーヌ:イントラーダ
J.S.バッハ:G線上のアリア
J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びを
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア
ポルムベスク:望郷のバラード
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」より“夏”
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番 ニ長調 HWV371
ヴェラチーニ:コンチェルト・ソナタ ホ短調

<第二夜>
J.S.バッハ:G線上のアリア
シューマン:トロイメライ
ドヴォルザーク:ユーモレスク
サン=サーンス:白鳥
バルトーク:ルーマニア民族舞曲 BB.68
カッチーニ:アヴェ・マリア
J.S.バッハ=グノー:アヴェ・マリア
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ビショップ:ホーム・スイート・ホーム
ヘンデル:オンブラ・マイ・フ
ポルムベスク:望郷のバラード
和田薫:雅俗二譚
ホルスト:組曲「惑星」より “ジュピター”

※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。

2days 二色の音語り

その二日間が、
〈音楽〉に導く。

1夜だけでも十分贅沢なコンサートを2夜連続で鑑賞する。1人のアーティストの中の2つの色彩を感じながら、その対話までもが聴こえてくるよう。そんな豊かな音楽体験を、この夏、八ヶ岳高原音楽堂からご提案いたします。あなたと音楽との距離は近づき、新たな物語を紡いでいきます。

● 天満敦子(ヴァイオリン)Atsuko Temma

東京藝術大学大学院修了。海野義雄、故レオニード・コーガン、ヘルマン・ クレッバースらに師事。在学中に日本音楽コンクール第1位、ロン=ティボー 国際コンクール特別銀賞等を受賞。以来、国際的に活躍中。

1993年にルーマニアの夭折の作曲家ポルムベスクの「望郷のバラード」を 日本に紹介。クラシックでは異例の10万枚を超える大ヒットとなり、以後、 この作品は天満の代名詞とも言われるようになった。その後、2004年 11月には待望のバッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」 全曲CDが発売され、楽壇の注目を集めた。

東日本大震災後は、母親の故郷でもある福島県を中心に、被災地各地での公演を 続け、地元の人々との絆を深めている。2015年6月に発売したCD「旅人の うた」には被災された人々への想いが込められ、2016年8月には長野県 上田市にある戦没画学生慰霊美術館“無言館”にて録音したCD「天満敦子 in無言館」を発売。業界複数誌から特選盤の選定を受けた。

現在、東邦音楽大学大学院教授、松本市四賀音楽村村長。

オフィシャルサイト http://www.officetemma.co.jp/

● 勝呂真也(ピアノ)Maya Suguro 

国立音楽大学ピアノ科卒。横井正子、池澤幹男、阿部富美子らに師事。 97年、クイーンエリザベス2ワールドクルーズ・オフィシャルコンサートで 古澤巌と共演。99年からグローバル・カルチャーサロン、フィランソロピー プロジェクトのコンサートに定期出演。国内外でヴァイオリンの天満敦子、 古澤巌、チェロのルドヴィート・カンタ、クリストフ・ボー、二胡の許可 らと共演し、好評を博している。

● 鎌田茉帆(チェンバロ)Maho Kamada

名古屋出身。 小学一年生からピアノを始め、丹羽幸、塚原久美子各氏に師事。 高校三年生からチェンバロに転向し、辻本彩氏に師事。 東京藝術大学音楽学部器楽科チェンバロ専攻に入学、大学の推薦を受け、明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生となる。 現在は東京藝術大学大学院古楽科修士課程に在籍し、大塚直哉氏に師事。 オルガンを徳岡めぐみ、廣江理枝各氏に師事。 クリス・フェルヘルスト、アリーン・ジルベライシュ各氏のレッスンを受講。 2013六花亭製菓60周年記念企画バッハのチェンバロ曲全曲連続コンサートに出演。 奏楽堂管打楽器シリーズ2014日独名手の響演、大塚直哉氏指揮の東京芸大チェンバーオーケストラ第25回定期演奏会にチェンバーオーケストラの一員として出演。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131