● 正戸里佳(ヴァイオリン)Rika Masato
2006年、17歳でパガニーニ国際コンクール第3位。16年ドミニク・ぺカット国際コンクール第1位。桐朋学園女子高等学校を首席卒業後、同大学ソリスト・ディプロマ特待生を経て渡仏。パリ国立高等音楽院最高課程を首席卒業。現在はパリを拠点に国際的に活動中。バンク・ポピュレール財団アーティスト。
2018年5月には、デビューCD『パリのヴァイオリン・ソナタ集』(キングレコード)をリリース。また、2018年度に「ベートーベン:ヴァイオリン・ソナタ全10曲 3回シリーズ」(共演:岡田将)が開催されるなど、今後の活動が期待されている。
オフィシャルサイト https://rikamasato.com/
オフィシャルFacebook https://www.facebook.com/rika.masato.violin/
● 山田武彦(ピアノ)Takehiko Yamada
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。2007年より“下丸子クラシックカフェ”マスター役を担当するなど、ユニークなコンサートの企画にも参加している。これまで洗足学園音楽大学に於いて作曲及びピアノコース統括責任者を歴任、現在同大学教授。
● Lumie Saxophone Quartet(ルミエ・サクソフォンカルテット)
住谷美帆(ソプラノサクソフォン)、戸村愛美(アルトサクソフォン)、中嶋紗也(テナーサクソフォン)、竹田歌穂(バリトンサクソフォン)
2014年東京藝術大学同窓生により結成された若手サクソフォン四重奏団。"光"という意味を持つ"Lumière"に基づき、いつも輝き照らす存在でありたいという志しを持ち活動をする。ラフォルジュルネ・オ・ジャポン、東京春音楽祭など多数の演奏会に出演し、現在も全国各地で演奏会や芸術鑑賞会に出演またアウトリーチ活動を行う。 2016年には一般財団法人 地域創造が行う公共ホール活性化事業 アウトリーチフォーラム事業派遣アーティストとして広島県で研鑚を積み、各公演で好評を博す。 今後の活動に大きな期待が寄せられるサクソフォン四重奏団である。
● 西江辰郎(ヴァイオリン)Tatsuo Nishie
新日本フィル コンサートマスター。桐朋学園ソリスト・ディプロマコース修了。辰巳明子、安永徹、TiborVargaの各氏に師事。24歳で仙台フィルのコンサートマスターに就任。国内外のオーケストラと共演。09年アールガウ響のソリストに抜擢されチューリッヒのトーンハレで演奏。ライヴCDを9枚リリースし、いずれも高評を得ている。最新盤はハープとのデュオ盤。15年には久石譲の新曲「室内交響曲」世界初演にて6弦エレクトリックヴァイオリンのソロを務め話題となった。ソロ・室内楽にも積極的に取り組み、M.マイスキー、Jazzの上原ひろみ等と共演。
オフィシャルサイト http://tatsuo-nishie.world.coocan.jp
● 白井麻友(ヴァイオリン)Mayu Shirai
東京藝術大学卒業。第56回全日本学生音楽コンクール高校の部全国第1位、第16回日本演奏家コンクール第1位、など優勝多数。ソリストとして現・千葉交響楽団と多数共演。ヴァイオリンを澤和樹、故・若林暢、渡辺玲子、花田和加子、清水厚師の各氏に、室内楽を堤剛、原田幸一郎、池田菊衛、磯村和英、毛利伯郎、練木繁夫の各氏に師事。元兵庫芸術文化センター管フォアシュピーラー、元新日本フィル契約フォアシュピーラー、サントリーホール室内楽アカデミー第4期修了。日本演奏連盟会員。
オフィシャルサイト http://mayushirai.jp/
● 青木篤子 Atsuko Aoki(ヴィオラ)
桐朋学園大学、同大学研究科にてヴァイオリンを原田幸一郎氏、ヴィオラを岡田伸夫氏に師事。第15回宝塚ベガ音楽コンクール、第2回名古屋国際音楽コンクール、第2回東京音楽コンクールにて、それぞれ第1位を受賞。これまでにソリストとして東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団と共演。2012年にオペラシティ主催リサイタルシリーズ「B→C」に出演。2008年より東京交響楽団首席ヴィオラ奏者を務める傍ら、ヴェーラ弦楽四重奏団、エイリスヴィオラ四重奏団など室内楽の分野でも多彩な活動を展開している。
● 富岡廉太郎(チェロ)Rentaro Tomioka
桐朋学園大学を経て、バーゼル音楽院MASPを修了。チェロを上原与四郎氏、毛利伯郎氏、弦楽四重奏をRainer Schnidt氏(ハーゲン四重奏団)に師事。2006年ウェールズ弦楽四重奏団を創立。08年ミュンヘンARD国際音楽コンクールクァルテット部門で、日本人のみで結成されるクァルテットとしては、東京クヮルテット以来38年ぶりの3位入賞を果たす。10年京都青山音楽賞受賞。11年バーゼルオーケストラ協会(BOG)コンクールにて"ex aequo"賞受賞。11年第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。12年ドイツ・シュヴェツィンゲン音楽祭に出演、またその模様が南西ドイツ放送(SWR)ラジオにて放送される。 14年6月から17年3月まで、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団客員首席チェロ奏者。17年11月より、読売日本交響楽団首席チェロ奏者。
● 三浦友理枝(ピアノ)Yurie Miura
2005年、英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。07年同音楽院・修士課程を首席で修了。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、2006年「第15回リーズ国際ピアノコンクール」特別賞受賞。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。2018年5月、6枚目のソロアルバム「ショパン:バラード&スケルツォ」をリリース。2016年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉受賞。
オフィシャルサイト www.yuriemiura.net
● 彌勒 忠史(カウンターテナー)Tadashi Miroku
千葉大学卒業。同学大学院修了。東京藝術大学声楽科卒業。国内外のオペラ・コンサート、「題名のない音楽会」「芸術劇場」などをはじめとするTV・ラジオ番組に出演。CD「B.ストロッツィのカンタータ集」(Tactus)、「イタリア古典歌曲」(King Int.)、「No early music, No life?」(OMF)など、著作『イタリア貴族養成講座』(集英社)など。NHK「テレビでイタリア語」「ぶらあぼ」「教育音楽」にて記事を連載。
イタリア国立G.フレスコバルディ音楽院講師、東京藝術大学音楽学部声楽科教育研究助手を経て、現在、放送大学、学習院生涯学習センター非常勤講師。日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール、東京音楽コンクールの審査員を務める。在日本フェッラーラ・ルネサンス文化大使。平成24年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。二期会会員。
オフィシャルサイト http://mirokutadashi.com/
● 高木綾子(フルート)Ayako Takagi
東京芸術大学付属高校、東京芸術大学を経て、同大学院修了。 第70回日本音楽コンクールフルート部門第1位 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位、神戸国際フルートコンクール第3位。これまでにNHK交響楽団を始め、国内外のオーケストラのソリストとして共演、パリ室内管弦楽団との共演でパリ・デビュー、続く日本ツアーにも同行し好評を博した。2000年にCDデビューを果たし、これまでに12枚をリリース。現在、東京芸術大学准教授、洗足学園音楽大学客員教授。尚美ミュージックカレッジ専門学校、武蔵野音楽大学、日本大学芸術学部において非常勤講師を務めるなど後進の指導もおこなっている。
● 安保龍也(コントラバス)Tatsuya Ampo
東京藝術大学卒業、新日本フィルハーモニー交響楽団元副首席奏者。今日まで多数のリサイタル、室内楽を行い、いずれも高い評価を得ている。特に、1989年、2005年、2009年、2015年のソロ・リサイタルでは「高い演奏能力と真摯な音楽性」と絶賛された。現在、宮内庁楽部客演奏者を務めている。
● 亀井良信(クラリネット)Yoshinobu Kamei
桐朋女子高等学校音楽科を卒業後、渡仏。フランスの作曲家ピエール・ブーレーズに認め られ、騎馬オペラ団ZINGARO のソリストを務めた。2003 年帰国後はソロ、室内楽奏者 として各地で活動している。2012 年リリースのフランス人作曲家集CD「Rhapsodie」、2016 年リリースのCD「Cantabile」が「レコード芸術」特選盤に選ばれている。出光音楽賞、アリオン音楽賞ほか受賞多数。現在桐朋学園大学准教授。使用楽器:Buffet Crampon「Divine」&「Tradition」
● 中村あんり(オーボエ)Anri Nakamura
パリ国立高等音楽院サクソフォン科首席入学。古典音楽に傾倒しオーボエに転向。同校を中退しオベルヴィリエ・ラクールヌヴ県立音楽院修士課程修了。2017年5月、共演者に斎藤雅広(Pf)、霧生吉秀(Fg)のサポートを得てファーストCD「Hautbois francais」をリリース。日経ビジュアル音楽堂「中村あんりフレンチオーボエCDデビュー」、音楽の友などにインタビューを受け注目盤として推薦される。2018年2月には、久保田昌一指揮オーケストラーダとR・シュトラウスの協奏曲をソリストとして共演し好評を博す。ロレーロイヤル使用。
● 日比彩湖(パーカッション)Ako Hibi
東京藝術大学卒業。イベントや演奏会、吹奏楽指導やワークショップに参加するなど、 幅広く活動を行っている。TVCMやCD付教則本、多くのアーティストのレコーディングに参加する他、テレビ番組等に多数出演。