舘野 泉 & 草笛光子

音楽と物語の世界

星降る高原を舞台に
描き出す幻想の世界。

2022年11月26日(土)
14:30開場 / 15:00開演

※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。

【プログラム】
バッハ/ブラームス:シャコンヌ ニ短調 BWV1004
山田耕筰/梶谷 修:赤とんぼ
吉松 隆作曲・構成:KENJI~宮澤賢治によせる
オホーツク挽歌/星巡りの歌/銀河鉄道の夜 ほか

※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。

●館野 泉 Izumi Tateno

クラシック界のレジェンド、85歳ピアニスト。東京生まれ。1960年東京藝術大学を首席卒業。1964年よりヘルシンキ在住。1981年以降、フィンランド政府の終身芸術家給与を受けて演奏生活に専念する。領域に捉われず、分野にこだわらず、常に新鮮な視点で演奏芸術の可能性を広げ、不動の地位を築いた。これまで北米、南米、オーストラリア、ロシア、ドイツ、フランス、北欧諸国を含むヨーロッパ全域、中国、韓国、フィリピン、インドネシアなどアジア全域、中東でも演奏会を行う。これまでにリリースされたLP/CDは130枚におよぶ。 ピュアで透明な旋律を紡ぎだす、この孤高の鍵盤詩人は、2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となるも、しなやかにその運命を受けとめ、「左手のピアニスト」として活動を再開。尽きることのない情熱を、一層音楽の探求に傾け、独自のジャンルを切り開いた。“舘野泉の左手”のために捧げられた作品は、10ヶ国の作曲家により、100曲をこえる。2012年以降は海外公演も再開し、パリやウィーン、ベルリンにおいても委嘱作品を含むプログラムでリサイタルを行い、満場の喝采で讃えられた。2020年、演奏生活60周年を迎えて開催の記念リサイタルの全国ツアーは各地にて大反響をよんでいる。もはや「左手」のことわりなど必要ない、身体を超える境地に至った「真の巨匠」の風格は、揺るぎない信念とひたむきな姿がもたらす、最大の魅力である。新刊「舘野泉フォトストーリー」(求龍堂刊)。 

オフィシャルサイト https://www.izumi-tateno.com/

●草笛光子 Mitsuko Kusabue

1933年10月22日生まれ。神奈川県出身。
50年松竹歌劇団に入団。松竹大船、東宝を経て数多くの舞台、映画に出演。58年から開始の音楽バラエティ「光子の窓」では自ら司会をつとめ人気を博す。
日本ミュージカル界の草分け的存在で、「ラ・マンチャの男」「シカゴ」の日本初演に参加。映画では「犬神家の一族」「沈まぬ太陽」|「武士の家計簿」「ばぁちゃんロード」等に出演。舞台での活躍も目覚ましく「私はシャーリー・ヴァレンタイン」「グレイガーデンズ」「ロスト・イン・ヨンカーズ」に出演。
2016年NHK大河ドラマ「真田丸」では主人公真田信繁の祖母役を務める。
最近では、ファッションブック「草笛光子のクローゼット」出版。2019年には舞台「ドライビング・ミス・デイジー」が控える。
受賞歴も多く「6週間のダンスレッスン」で読売演劇大賞優秀女優賞、松尾芸能賞大賞を受賞。また芸術祭賞を3度受賞している。
13年第48回紀伊国屋演劇賞・個人賞、99年紫綬褒章、05年旭日小綬章。
2018年には、山路ふみ子映画賞財団特別賞、松尾芸能賞、読売演劇大賞優秀女優賞(「新・6週間のダンスレッスン」)の3賞を連続して受賞した。
2019年 浅草芸能大賞大賞、毎日芸術賞、ゆうもあ大賞受賞。

オフィシャルサイト http://www.kusabue-mitsuko.com/

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131