CULTURE
自然郷最初の文化の芽はオーナーが開いたレコード鑑賞会でした。
音楽を愛する別荘オーナーが開いていたレコード鑑賞会。自然郷の文化の芽はここから始まります。
やがてサロンコンサートに発展し、国際的な音楽家を招くようになり、
1988年、スヴャトスラフ・リヒテル氏と武満徹氏の助言を得て「八ヶ岳高原音楽堂」が誕生しました。
また「八ヶ岳高原ロッジ」のギャラリーでは、日々様々な作家の作品展も開かれています。
歴代のアーティスト
そうそうたるアーティストたちがこの地を訪れています。
「八ヶ岳高原音楽堂」のこけら落としとなった「第1回 八ヶ岳高原音楽祭」は、スヴャトスラフ・リヒテル氏が音楽を監修しました。音楽堂にあるピアノにはリヒテル氏のサインが残されています。
また、ほぼ毎月開かれる「サロンコンサート」では、ブーニン氏、キース・ジャレット氏といった世界的な音楽家のほか、野村万作氏の狂言などジャンルを超えた様々な演目が開催されています。
SPECIAL INTERVIEW
自然郷に来ると、心の引き出しにいろんなものがしまい込まれていくように感じます。
2019年2月、2日連続のコンサートを開かれた東儀秀樹さんにお話を伺いました。
八ヶ岳カラマツチェンバロ
八ヶ岳の森から生まれた楽器。
2018年、「八ヶ岳高原音楽堂」の30周年を祈念して、ヨーロッパの宮廷文化を象徴する楽器「チェンバロ」を制作しました。
八ヶ岳で育った樹齢100年を超えるカラマツを使用し、名匠久保田彰氏の手によって生まれた、世界でただ一台のチェンバロです。音楽堂はその繊細な音色を愉しむのに最高の音楽ホールです。
創作活動/ギャラリー
創作意欲を刺激する自然郷。
誰に邪魔されることなく創作活動に没頭できるのも自然郷の魅力の一つ。
「陶芸工房」での陶芸教室のほか、「八ヶ岳高原ロッジ」ではスケッチやフラワーアレンジメントなどの体験講座が開かれます。
またロッジ内のギャラリーでは、地元の職人・作家さんの手仕事・アート作品のほか、別荘オーナーならではの野鳥の写真など、日々さまざまな個展に触れることができます。
別荘建築とアート
別荘の魅力を描いてきた、マツモトゲンさん。
1980年以来、八ヶ岳高原海の口自然郷では自らが企画し販売する別荘は全て、マツモトゲンさんにお願いしたイラストでご紹介してきました。
1棟ごとに異なる別荘の表情と共に、そこでどんな生活をしよう?とイメージをふくらませてくれるそのイラストに惹かれて、自然郷の別荘オーナーになられた方も、きっと少なくはないと思います。
マツモトゲンさんプロフィール
- 1949年横浜生まれ。
- 三越日本橋本店宣伝部勤務を経てフリーのイラストレーターとして独立。
- 1980年頃から現在まで八ヶ岳高原海の口自然郷の別荘のイラストを制作。
- 2009年~2013年 八ヶ岳高原ロッジ、アートサロンにて個展。