2017.4.12

ー 木から作るアロマ ワークショップ ー

  

2016年7月17日 自分でつくる、自分だけのアロマ体験
ー 木から作るアロマ ワークショップ ー

海の日を入れた7月三連休の日曜日、梅雨明け前とはいえ真夏日の都会を逃れ、爽やかな高原へと人が集まる季節。サロンコンサートの開催も相まって、自然郷を訪れる人の数も一月前と比べてぐっと増えてきました。
13時30分のイベントスタートを前に、時折小雨が降る中、13時を過ぎた頃から会場のテニスコート クラブハウスに参加者の方が集まりはじめました。
今回のイベントには、この週末を別荘で過ごす別荘オーナー様とご家族やご友人、計13名の方がご参加くださいました。

アロマボトルやワークショップで使う道具が置かれたテーブル席は、すでに満員状態。あいにくの小雨模様が、癒しをテーマにゆったり休日を過ごすにはむしろ良かったかもしれません。
まず、プロジェクトリーダーの岡部、中澤から、「エシカル・ハウス」プロジェクト内容のご説明と、今回のゲスト講師アロマセラピストの市井さんをご紹介。
いよいよワークショップが始まります。

市井真太郎さんは、長野県産のカラマツ、スギ、ヒノキの、従来は捨てられていた間伐、枝打ちした木材から抽出したアロマ成分を「NAGANO AROMA」として、行政、産業界と協力しながらブランド化を進めているアロマセラピスト。
理科の実験道具のような装置にカラマツのチップを入れ、水蒸気蒸留法でアロマを抽出しながら、お話はご自身のアロマとの出会いからスタート。

市井さんは、アロマ・リラクゼーションサロンの経営、アロマテラピースクール講師としての活動の中、多くのアロマの材料が外国産の物ばかりという事に気付き、日本にも古くからあった香道などの香りの文化を継承する「和のアロマ」を提唱。天然成分にこだわった国産材料を模索する中で森林国日本の木の可能性と出会い、アロマを通して長野県産の木が持つ「癒しのチカラ」の普及に情熱を注がれています。
各々のテーブルに置かれた3本のガラス瓶には、市井さん自らが抽出したカラマツ、スギ、ヒノキの蒸留水が。ワークショップはこの香りを確認する事からスタートです。

人によって印象は異なりますが、少し甘さを感じるカラマツ、爽やかで輪郭がハッキリしたスギ、どっしり落ち着いた感じのヒノキと、樹種によって想像以上に香りの性格が異なる事を実感。さっき森から採ってきたカラマツの枝の香りが、抽出されたカラマツの香りと違うのも不思議です。
オリジナル・アロマは、まずこの3つの蒸留水を思い思いに選んで調合し、合計10mlのベースとなるアロマ液を作ります。

次に、でき上がったベースの蒸留水をエタノールを入れたスプレーボトルに移し、市井さんが八ヶ岳高原をイメージして特別に用意した「八ヶ岳高原はなばたけアロマ」「八ヶ岳高原そよかぜアロマ」「八ヶ岳高原おひさまアロマ」「八ヶ岳そうげんアロマ」の精油を思い思いにブレンドして、オリジナル「八ヶ岳スペシャルアロマ」に仕上げます。
まずは、ムエット(試香紙)で精油の香りを確認し、好みのオイルを1滴ずつ加えてアロマを仕上げます。

1滴加えるごとに香りを確認し納得のブレンドができ上がったら、蒸留水の配合と加えたアロマオイルの分量を、忘れないようにカルテに記入。自分だけのアロマをレシピとして残します。
作ったアロマはスプレーボトルに移してテイクアウト。興味深いのは、今日の香りが時の経過と共に落ち着いて変化していくというお話。木の生命力が姿を変えて、この中に宿っている証でしょうか。

オリナルアロマの入ったスプレーボトル。部屋の中やハンカチに一吹きして身につけておけば、いつでも自分だけの香りを楽しむ事ができます。防腐剤などの化学物質を一切入れないままでも2か月位は使えるそうです。
会場ではイベントスタート時に抽出を始めたカラマツの蒸留液も、ビーカーにだいぶ溜まり、くず湯のようなほのかな香りを漂わせはじめています。

各々のアロマを手に談笑する参加者からは、「自分のオリジナルが作れて楽しかった」、「弓道をやっていて、匂いが気になる事もあるので、この香りを身につけておこうと思います」、「今まで何となく嗅いでいた香りの効果を知る事できて良い体験でした」、「今まで市販の物を使っていましたが、自分で作ったこの体験をSNSでシェアします(笑)」、「家で育てた花の香りを楽しんでいますが、木材から抽出するのは初めて。いい香りを楽しめました」、「自然郷に来るだけで楽しいのに、このような体験ができて。若い時に買ったロケットに入れる物を見つかりました」…とうれしいご感想をたくさん頂きました。

すっかりアロマ一色で盛り上がった会場には、地元の木材や県産材で作った家具の展示も行われ、しっかり地元産材の魅力をアピールしていました。
手前味噌になりますが、写真の1番手前の木の賞状はプロジェクトリーダー岡部の「信州木の家マイスター」認定証です。

市井真太郎さん

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