リゾートホテル 八ヶ岳高原ロッジ

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コンサート

The 282nd Yatsugatake Kogen Salon Concert

[ 小山実稚恵(ピアノ)]

チャイコフスキーとショパン、
両国際コンクールで受賞歴を持つ
唯一の日本人ピアニスト、小山実稚恵。
優れた技巧、情感あふれる演奏を堪能して。

2009年9月12日(土) 午後4時30分 開場/午後5時30分 開演

【曲目】
シューマン :アラベスク ハ長調 Op.18
シューマン :アベッグ変奏曲 ヘ長調 Op.1
モーツァルト:ソナタ 第11番( トルコ行進曲つき )
イ長調 K.331
- 休 憩 -
ショパン:ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2
     「 華麗なる円舞曲 」
ショパン:ワルツ 第19番 イ短調「 遺作 」
ショパン:ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1
     「 華麗なる円舞曲 」
ショパン:ワルツ 第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
ショパン:ワルツ 第8番 変イ長調 Op.64-3


<アンコール曲>

・ショパン: ノクターン第20番 嬰ハ短調
      「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
・ラフマニノフ : 前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
・スクリャービン: 左手のためのノクターン
・ショパン: 24の前奏曲 第24番 Op.28-24

プロフィール

●小山 実稚恵(ピアノ) Michie Koyama
1982年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1985年ショパン国際ピアノコンクール第4位と、二大国際コンクールに日本人として初めて入賞し、その後も人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして目覚しい活躍を続けている。 2005年11月、サントリーホールにて広上淳一指揮日本フィルとショパン、スクリャービン、チャイコフスキーの3曲の協奏曲を共演した<小山実稚恵20周年記念演奏会~協奏曲の夕べ第1夜>は2005年度文化庁芸術祭音楽部門の大賞を受賞、高い評価を得た。 2006年からはBunkamuraオーチャードホールにて春・秋年2回ずつ2017年までの壮大なプロジェクト“12年間・24回リサイタル・シリーズ”「小山実稚恵の世界」を開始。集大成とも言うべきこのシリーズは、全24回のプログラムを既に発表し注目を集めるなか、大阪、札幌、仙台、福岡、名古屋でも進行中である。 オーケストラとの共演では、古典から近現代にわたる約60曲の幅広いコンチェルト・レパートリーを持つ。 海外オーケストラとの共演も多く、これまでに、ロイヤル・フィル、BBC響、セント・マーティン・アカデミー管、イギリス室内管、ロッテルダム・フィル、ベルリン響、モントリオール響、モスクワ放響、サンクトペテルブルク響、ロシア・ナショナル響、ワルシャワ・フィル、ベルリン・フィル・ヴィルトゥオーゾ、オランダ・ハーグ管、ボルティモア響ほかと共演。また、ヘルベルト・ブロムシュテット、オットマール・スウィトナー、ジェイムズ・コンロン、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ウォルフガング・サヴァリッシュ、カジミエシュ・コルド、アレクサンドル・ドミトリエフ、ジャン・フルネ、クラウス・ペーター・フロール、サー・ネヴィル・マリナー、ホルスト・シュタイン、シャルル・デュトワ、ウラディーミル・フェドセーエフ、ユーリ・テミルカーノフなど、世界の第一線で活躍する指揮者とも共演を重ねている。2008年秋には、ヤツェク・カスプシク指揮/ポーランドの名門シンフォニア・ヴァルソヴィアと、ショパンの協奏曲2曲ほかを共演。2009年5月にはワルシャワにて同オーケストラと、ショパンのピアノ協奏曲のレコーディングを行った。また、日本のオーケストラの海外ツアーにもソリストとして度々同行している。 シリーズ企画にも積極的で、2002年から2004年はスクリャービン、ラフマニノフのソナタ全曲他を全7回、2001年から2005年はブラームスの室内楽を全5回、2008年から2018年にかけては6人の作曲家に対峙する「作曲家の思い」シリーズに取り組むなど、演奏・企画の両面においていずれも高い評価を得ている。また近年は室内楽の分野にも意欲的に目を向け、ピアノのマリア・ジョアン・ピリス、ヴァイオリンのオーギュスタン・デュメイ、チェロの堤剛、マリオ・ブルネロなどともたびたび共演している。  1986年第12回ショパン協会賞を受賞し、チェコのショパン・フェスティバルに招待される。1990年モスクワ音楽院大ホールにてリサイタル。1991年ロイヤル・フェスティバルホールにおけるロイヤル・フィルとの共演でロンドン・デビュー。1994年モスクワで第10回チャイコフスキー国際コンクール、2004年にはパリでロン・ティボー国際音楽コンクールの審査員をつとめた。近年では2006年、2007年と連続して「ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノフェスティヴァル」(フランス)に、2008年には「ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭」(ポーランド)に出演するなど、海外においても高い評価を受けている。ショパン生誕200年にあたる2010年には、「第16回ショパン国際ピアノコンクール」(ポーランド)に審査員として招聘される。  レコーディングも活発に行い、ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び、数多くのCDをリリース。「スクリャービン:ピアノ・ソナタ全集」、「ショパン:バラード(全曲)」、「シューベルト:さすらい人幻想曲/即興曲集」は連続してレコード芸術誌特選盤に選ばれ、好評を博している。2008年にはアルバム「小山実稚恵 プレイズ・ラフマニノフ」をリリース。2010年1月にはシンフォニア・ヴァルソヴィアとの「ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番(仮題)」をリリース予定。 2005年第7回ホテルオークラ音楽賞を受賞。 東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。

料金

コンサートのみ:8,000円
コンサート+ブッフェディナー:16,000円
ご宿泊セット:下記の表をご覧ください。

料金(お一人さま、コンサート+ブッフェディナー+ご宿泊・ご朝食、税金・サービス料込み)

9/12(土)
室タイプ/ご利用人数 1名様 2名様 3名様
スタンダードA ¥37,000 ¥27,600 ¥26,000
スタンダードB ¥43,000 ¥30,500 ¥28,000
スタンダードC ¥48,000 ¥33,000 ¥29,500
デラックス ¥54,500 ¥36,000 ¥31,500
ジュニアスイートルーム ¥70,000 ¥44,000 ¥37,000
スイートルーム ¥101,000 ¥59,500 ¥47,500

9月12日(土)小山実稚恵 ピアノリサイタル

都会の残暑が厳しい9月上旬。八ヶ岳はもう秋風が吹く涼しい陽気。

しとしとと趣深い雨が降る中、音楽堂初登場となる小山実稚恵さんのピアノリサイタルが開かれました。

この日は、そごう劇場から拠点を移したばかりのスタインウェイ製ピアノ(C227)のお披露目公演でもありました。スタインウェイ弾きとして名高い小山さんによるお披露目とは、絶好の機会。

小山さんはコンサート前日から、みっちりこのピアノを弾きこんでくださり、音の雰囲気をみて、音楽堂内客席後方のガラス窓の上から何枚か木の扉を重ねられました。(音楽堂のガラス戸は上から木の扉をかぶせることができ、微妙に音響を変化させることができるのです)。

響き、そして音楽と丁寧に向き合われる姿がそのまま演奏に現われ、本番の演奏は優しく心を包んでくださるようなコンサートとなりました。

小山さんの指が鍵盤に触れた瞬間、フワッと湧き出る空気と響きの素晴らしさは筆舌につくしがたく、しとしとと降る雨が、美しいピアノの音と絶妙のバランスで混ざった瞬間は、まさに感動の一瞬!八ヶ岳でしか味わえないコンサートとなりました。

スタインウェイの音は華やかで明るく、長い間音楽堂の名演を支えてくれたベーゼンドルファーとともに、今後のコンサートに深みを与えてくれるものと大いに期待できました。

あまりの美しい体験だっただけに、誇張なしに、終演後はしばし放心致しました。

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