The 290th Yatsugatake Kogen Salon
Concert
[ 山下 洋輔(ピアノ)/Miya(ジャズフルート)]
2010年1月30日(土) 午後4時00分 開場/午後5時00分 開演
【曲目】
<第一部>
Round Midnight ※ピアノソロ
I will remember April ※ピアノソロ
美しい星/Miya
Groovin’ Parade/山下洋輔
Chiasma(キアズマ)/山下洋輔
<第二部>
Oriental San/Miya
対話/Dialogue/Miya ~思い出/Miya
祭り/Miya
Spider/山下洋輔
<アンコール>
イパネマの娘/A.C.ジョビン
●山下 洋輔(ピアノ) Yosuke Yamashita
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外の一流ジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。88年山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。 2000年に発表した自作協奏曲を、佐渡裕の指揮により04年にイタリア・トリノで、05年にはNHK交響楽団と再演した。06年オーネット・コールマンと共演。07年セシル・テイラーとデュオ・コンサート開催。 08年、佐渡裕指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を発表、CD化。ニューヨーク・トリオ結成20周年記念アルバム『トリプル・キャッツ』をリリース。 09年1月、東京オペラシティで「茂木大輔 PLAYS ヤマシタ・ワールド」をプロデュース。7月には、歴代メンバー総出演の「山下洋輔トリオ結成40周年記念コンサート」を開く。 99年芸術選奨文部大臣賞、03年紫綬褒章受章。国立音楽大学招聘教授、名古屋芸術大学客員教授。 演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
ホームページ http://www.jamrice.co.jp/
●Miya(ジャズフルート)
日本人の父とイギリス人の母との間に東京で生まれる。小学校の授業で音楽が好きになり、中学入学と同時に念願であったフルートを手に入れ、吹奏楽部に入部。1998年、留学のためイギリスに渡り、現地の学生吹奏楽団に入団。その頃、さまざまな民族音楽のワークショップに参加し、初めてジャズの生演奏を聴き興味を持つ。 帰国後2004年に洗足学園音楽大学音楽学部器楽科ジャズ専攻を卒業。在学中に坂本 剛(p)、斎藤草平(b)とともに「シネマ」を結成リーダーとしてプロ活動を始める。 2004年5月、Studio Weeから水谷浩章プロデュースによるデビュー・アルバム『Globe In Motion』発表。作曲、アレンジにも力を入れており弦楽四重奏との共演、コードレストリオ、単音楽器同士のDUO、ダンス、写真家とのコラボレーションなどジャズの枠にとらわれず、色々な形での即興音楽に取り組んでいる。2007年11月に二枚目のリーダーアルバム「Miya’s Book Music For Seven Days」をリリース。第二の故郷でもある、イギリスでの活動も視野に精力的に活動に取り組んでいる。
ホームページ http://miya-music.com/
コンサートのみ:8,000円
コンサート+ブッフェディナー:16,000円
ご宿泊セット:下記の表をご覧ください。
●お席は当日ホール受付にて抽選させていただきます。
「八ヶ岳高原ロッジご宿泊セット」のご案内
八ヶ岳高原ロッジにお泊まりいただけるブッフェディナー付きプランをご用意しております。
コンサートの余韻を楽しみながら、ロッジでごゆっくりとおくつろぎください。
料金(お一人さま、コンサート+ブッフェディナー+ご宿泊・ご朝食、税金・サービス料込み)
1/30(土) | |||
室タイプ/ご利用人数 | 1名様 | 2名様 | 3名様 |
スタンダードA | ¥34,500 | ¥26,000 | ¥25,000 |
スタンダードB | ¥41,000 | ¥29,500 | ¥27,500 |
スタンダードC | ¥44,500 | ¥31,500 | ¥28,500 |
デラックス | ¥50,500 | ¥34,000 | ¥30,500 |
ジュニアスイートルーム | ¥64,500 | ¥41,000 | ¥35,000 |
スイートルーム | ¥93,000 | ¥55,500 | ¥44,500 |
1月30日(土)山下洋輔ジャズ・ナイト
晴天に恵まれ気温もあがり、雪景色の中ポカポカとした過ごしやすい冬日となりました。
今回は、もう9回目を迎える山下洋輔さんの公演が行われました。
毎回違うゲストを迎え、趣向の違うプログラムを展開してくださる山下さん。今回のお相手は新進のジャズ・フルーティスト、Miyaさんでした。スラリとした長身に愛くるしい笑顔でお客様を魅了。Miyaさん作曲の曲も多く演奏されましたが、鋭い感性にあふれ印象的な曲が多くありました。今後の活躍が期待される才能溢れるフルーティストです。
また、今回は昨年9月に当音楽堂にやってきたスタインウェイピアノを、はじめて山下さんに使用していただいたコンサートでもありました。山下さんは通常スタインウェイを好まれるとのこと。この日は、音楽堂のスタインウェイの華やかな響きをくまなく使っての渾身の演奏、まさに“水を得た魚”。改めて山下さんの演奏に感服した一夜でした。