自然郷の土地
健やかな森と共に、いつまでも。
ここだけの別荘生活を送るためのルールブック。
半世紀近い時を経て健やかに成長した森の木々とそこに暮らす動植物たち、その姿に完成形はありません。
人と自然、お互いを尊重し成長していく中から生まれる美くしさや心地よさをずっと。そのために決めた自然郷のルールです。
POINT1
1区画1,000㎡以上。
自然郷でご案内する別荘地1区画当たりの面積は1,000㎡以上、建蔽率は15%以下としています。
人と森がバランスよく共生するために必要な基準です。
POINT2
全区画で植生図を作成。
1998年以降に分譲した全ての区画内にある樹木を調査して植生図を作成。
別荘建築の際、どのような木々に囲まれ、その成長と共にどのような別荘ライフを育んで行くかを考えるガイドとしてご活用いただいています。
植生調査は自然郷のスタッフが、落葉して見通しがきく冬〜春に、枝のつき方、樹皮の色や形状、芽などを観して樹種を特定、その位置を区画図に記録します。
POINT3
3重構造の敷地づくり。
別荘オーナーと野生生物との共生のために、「3重構造の敷地づくり」を目指します。建物から敷地外周に向けて「人の活動ゾーン」「緩衝ゾーン」「野生生物配慮ゾーン」と区分。それぞれに適切な下草刈りや間伐の目安を設け、敷地内の環境を育成します。
- 人の生活ゾーン
- 別荘ライフを楽しむゾーン。木を全て切ることができる範囲を限定します。建物周りと進入路を含めてその面積は、敷地の概ね20%以内に抑えます。
- 緩衝ゾーン
- 野生生物と人とのバランスを保つゾーン。自然環境を保ちつつ、自生する草花の成長を助ける程度に間伐や下草刈りなどを施します。
- 野生生物配慮ゾーン
- 野生生物の暮らしのゾーン。野生生物のために、木が茂った環境を残します。間伐や下草刈りは「森」の状態を維持できる程度とします。