リゾートホテル 八ヶ岳高原ロッジ

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八ヶ岳産カラマツから誕生する
「八ヶ岳チェンバロ」について

日本を代表するチェンバロ製作家・久保田彰氏の協力のもと、八ヶ岳高原音楽堂が開館30周年を迎える2018年春に「八ヶ岳チェンバロ」が完成します。

主材料として用いられる樹木は、樹齢約90年の地元・八ヶ岳産「カラマツ」です。また音楽堂周辺の環境維持のため間伐された「ミズナラ」が、一部部品として使用されます。

カラマツは、音楽堂でも主な木材として使われ、ホールを支える10本の大きな柱は、その建築美を印象付けています。
また、昭和40年に33万本のカラマツの植林からはじまった、ここ「八ヶ岳高原海の口自然郷」にとって、カラマツは50年以上に渡る自然郷の開発・育成の原点であり、八ヶ岳の主峰赤岳を正面に見据え数キロにわたり続くカラマツ並木はリゾート全体のシンボルとなっています。
そして、春の芽吹きから、夏に向けて深みを増す緑色、八ヶ岳イエローの名で知られる秋の黄葉、冬の霧氷と、カラマツはまさに八ヶ岳高原の四季を象徴する樹木ともいえます。

今回、日本を代表するチェンバロ製作家・久保田彰氏より、八ヶ岳高原音楽堂は繊細な音色をもつ楽器「チェンバロ」にとって理想的なホールであると評価いただき、楽器設置のご提案とチェンバロ音楽普及への協力を打診いただきました。当初は「久保田チェンバロ工房」の楽器を設置する予定でしたが、その後、構想が広がり、よりこの環境に適した楽器「八ヶ岳チェンバロ」を新たに作製いただくことになりました。

尚、当初チェンバロお披露目記念公演として予定しておりました、9月17日「第3回八ヶ岳チェンバーミュージック・コレクション~2日目」では、予定通り工房所有の楽器を使用し、音楽堂ロビーでは製作途中の「八ヶ岳チェンバロ」をお披露目します。そして完成は2018年春頃となる見込みです。

16世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパの宮廷社会で流行し、バッハ以前の音楽「古楽」の代表的な楽器として知られるチェンバロは、時代を超えて愛され続ける、繊細な美しさをたたえた楽器です。木のぬくもりに溢れる音楽堂の環境にこそふさわしいこの美しい楽器に、八ヶ岳高原音楽堂が迎える新しい時代へと想いを重ねます。

9月17日のお披露目と、2018年春の完成に、ご期待ください。

八ヶ岳高原音ロッジ/八ヶ岳高原音楽堂


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