1933年宇都宮生まれ。18歳で上京後、秋吉敏子のコージー・カルテットをはじめ数々のバンドに参加。バークリー音楽大学への留学等を経て、日本を代表するトップミュージシャンとして、ジャズの枠に留まらない独自のスタイルで世界を舞台に活躍。2005年“愛知万博”では世界中から集まった子供達400人と、国境や文化を越えた歌とリズムの共演という長年の夢を実現させ、それらの活動は海外へ広がる。近年は国立音楽大学の招聘教授として次世代の育成に今日も力を注いでいる。2016年4月、オバマ米大統領夫妻がホストとなり、ホワイトハウスで開催された「International Jazz Day 2016」に日本を代表して参 加。5月「ボツワナ共和国独立50周年」、10月「日・ネパール国交樹立60周年」の各国における記念事業として「渡辺貞夫コンサート」が開催され、両国で大きな歓迎を受ける。また5月に発表したアルバム「ライブ・イン・根室1977」のエネルギッシュな演奏も話題を呼んでいる。国内のみならず、海外に於いても精力的に演奏活動を行う生涯現役プレイヤーのその姿は、世界中の老若男女に勇気と感動を与えている。
1985年北海道北見市生まれ。11歳の頃、テナーサックス奏者の父、ピアノ奏者の母の影響でベースを始め、間もなく父のジャズバンドに参加し演奏活動を始める。2005年に単身札幌に移り、本格的にプロとして活動を始める。2010年には世界的なジャズピアニストBenny Greenに抜擢され全国ツアーを行なう。 Barry Harris、渡辺貞夫など国内外のトッププロとの共演経験も豊富で、今後の活躍が期待される若手ベーシスト。
1989年札幌市生まれ。9歳からYAMAHAにてドラムを大山淳氏に師事。 2005年、中学卒業と同時にプロ活動開始。2006年、石田幹雄トリオで「横濱 JAZZ PROMENADE 2006」ジャズ・コンペティションに出場、グランプリと市民賞のダブル受賞。同トリオでCD発売。共演するプレイヤーの音楽性も幅広く、その活動範囲も札幌にとどまらず全国に広がっている。2010年に渡辺貞夫のツアーに参加。これからの活躍がますます期待される若手ドラマーである。
1962年セネガル生れ。伝統楽器ジャンベ、サバール、ブガラブーの奏者。セネガル第2国立舞踏団「シノメウ」のソリストを務め、自己のグループ「ドゥグ」のドラマー、シンガーとしても活躍。2001年に拠点を日本に移し、日本人とセネガル人の友好グループ「ニュン」を結成。2003年に渡辺貞夫と出会い、今日まで数多くのステージを支える。2005年”愛知万博”、2008年 ”サラゴサ万博” での<Share the World Concert>にセネガル代表として参加。