加古 隆クァルテット

晩秋の林間に集う喜び

~加古隆作曲の映画音楽ハイライト~

数々の映画祭で音楽賞受賞の名曲たち。
感動を呼び起こす至上のアンサンブル。

11月10日(土)
午後3時30分 開場/午後4時30分 開演

【出演】
加古隆クァルテット/加古隆(ピアノ)、相川麻里子(ヴァイオリン)、
南かおり(ヴィオラ)、植木昭雄(チェロ)

【プログラム】

映画音楽セレクションより
「エヴェレスト~神々の山嶺」、「博士の愛した数式」、 「最後の忠臣蔵」、「大河の一滴」、「蜩ノ記」 ほか
パリは燃えているか
黄昏のワルツ 熊野古道 ほか

※曲目が変更される場合がございます。ご了承ください。

● 加古隆(作曲家・ピアニスト) Takashi Kako

東京藝術大学・大学院作曲研究室修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院に進み、オリヴィエ・メシアンに師事。現代音楽の勉学途上、1973年のパリでフリージャズ・ピアニストとしてデビューするというユニークな経歴を持つ。76年に最高位の成績で音楽院を卒業。帰国後はオーケストラや様々な分野の作品、映画音楽、ドキュメント映像の作曲も数多い。代表作にパウル・クレーの絵の印象から作曲したピアノ組曲「クレー」や、NHKスペシャル「映像の世紀」「新・映像の世紀」のテーマ曲「パリは燃えているか」などがあり、ピアニストとしての音色の美しさから「ピアノの詩人」とも評される。映画音楽での受賞は、1998年モントリオール世界映画祭のグランプリ作品、マリオン・ハンセル監督「The Quarry」の音楽で最優秀芸術貢献賞。国内作品では、毎日映画コンクールの音楽賞(小泉堯史監督「阿弥陀堂だより」「博士の愛した数式」)。日本アカデミー賞優秀音楽賞(杉田成道監督「最後の忠臣蔵」、小泉堯史監督「阿弥陀堂だより」「蜩ノ記」)。日本映画批評家大賞の映画音楽賞(平山秀幸監督「エヴェレスト~神々の山嶺」)。2018年公開予定の映画「散り椿」(木村大作監督)の音楽を担当。2016年度(第68回)日本放送協会 放送文化賞に選ばれた。

オフィシャルサイト http://www.takashikako.com/

● 加古隆クァルテット

2010年に結成。アンサンブルとして「 美しい音と美しいステージ 」という キーワードの基に、それぞれが楽器の個性を生かしたソリストでもあり、最少の人数で最大限の音楽表現を追求し、加古隆自身の楽曲を演奏する。エイベックス・クラシックスよりデビューアルバム「 QUARTET 」と第2弾「 QUARTETⅡ 」を発表し、2014年のヨーロッパ公演でも絶賛される。

● 相川麻里子(ヴァイオリン) Mariko Aikawa

東京藝術大学、パリ国立高等音楽院卒。邦人作曲家の新曲演奏や現代音楽、2007年からのlive imageツアーでのイマージュ・オーケストラ・コンサートマスターなど、ジャンルにとらわれず幅広く活躍。

● 南かおり( ヴィオラ ) Kaori Minami

東京藝術大学卒。 多数のアーティストのレコーディングやTV、ライヴ出演、コンサートツアーのサポートなどで活動。2004年より加古隆とのデュエット などでコンサートに参加する。

● 植木 昭雄( チェロ ) Akio Ueki

桐朋学園大学、リヨン国立高等音楽院、インディアナ大学でチェロを学ぶ。 ソニー音楽芸術振興会より第1回斉藤秀雄メモリアル基金賞受賞。小澤征爾が 音楽監督を務めるサイトウキネン・オーケストラのメンバー。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131