エリック・ミヤシロ オールスター・クインテット

国内最強メンバーで贈る、スーパー・クインテット

世界的トランペット奏者として八面六臂の活躍を続けるエリック・ミヤシロを中心に、 日本を代表するトッププレイヤーが集結。

2020年11月23日(月・祝)
午後2時30分 開場/午後3時00分 開演

【出演】
エリック・ミヤシロ(トランペット)、中川英二郎(トロンボーン) 、サイモン・コスグローブ(ピアノ) 、川村竜(ベース) 、高橋慎之介(ドラム)

【曲目】
Skydance
Overjoyed
Kokopelli
Just Friends
ほか

●エリック・ミヤシロ(トランペット) Eric Miyashiro

米国 ハワイ ホノルル出身

1982~84 Berklee College Of Music在席

米国人のプロトランぺッターの父、日本人のダンサー/女優の母と言う恵まれた音楽環境の中でハワイで生まれ育つ。

小学校の頃から楽器を始め、中学の時にプロとして活動を始める。

ジャズだけではなく中学、高校時代、多数のオーケストラでも活動をし、数多くのコンチェルトを演奏、地元の”天才少年”としてテレビ、ラジオの出演依頼が殺到、噂が広まり、高校三年の時ハワイ代表として全米高校オールスターバンドにえらばれニューヨーク、カーネギーホールで憧れのメイナードファーガソンと初共演する。

高校卒業後、ボストン、バークレー音楽院に奨学金(Maynard Ferguson Scholarship)で招かれ入学、在学中からボストン市内のスタジオ仕事等を先生たちらと活動する。

22歳でバディーリッチ、ウディーハーマンなどのビッグバンドにリードトランペットとして招かれ、7年間の間、世界中を回る。

数多くのアーチストのリードトランぺッターとして活動後、89年に日本に来日、すぐに持ち前の読譜力、オールマイティーな音楽性でスタジオ録音、テレビ、アーチストのツアーサポートなどの仕事を始める。

吹奏楽、オーケストラ、学校講師、クリニシャン、作曲家、アレンジャー、プロデューサーとしても幅広く活動を広め、1995年に日本国内最高のメンバーを集め、ビッグバンド、“EM Band”を結成。2013に”Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra”のリーダー/音楽監督として活動を始める。

●中川英二郎(トロンボーン)Eijiro Nakagawa

5歳でトロンボーンを始め、高校在学中に初リーダー作をニューヨークで録音。名だたるビッグ・アーティストとの共演を始め、映画、TV、CMなどにおける多数のレコーディングを担当。日本のTV等から聞こえるトロンボーンの7割は彼のものと言われるなど、圧倒的な存在として知られる。

2002年ジム・ピューとトロンボーン・デュオ「E’nJ」を結成。2006年には自身が団長を務める金管八重奏団「侍Brass」を始動。東京オペラシティ コンサートホールで華々しいデビューを飾り、以降毎年公演が完売になるなど、人気と実力を兼ね備えたアンサンブルに成長する。

2007年、日本人として初めて米「トニー賞」授賞式に出演。2008年にはNHK朝の連続テレビ小説『瞳』のメインテーマを演奏し、音楽ファンに限らず幅広い反響を呼んだ。また同年12月にはリーダー第4作「E」を発表し、小曽根真とのデュオで全国6都市のコンサートを実施。2016年にはInternational Trombone Festivalに、2015年、2019年にはInternational Jazz Dayに招聘された。

2018年にはジョセフ・アレッシらとともにトロンボーン・カルテット「スライド・モンスターズ」を結成し、10日間に渡る日本ツアーを敢行。 同時に発表したデビューアルバムは動画再生回数37万回以上を記録し、iTunesチャート、Billboard総合チャートへ異例のチャートインを果たすなど、既存のジャンルを超えた唯一無二のアンサンブルが国内外で話題を呼んだ。

これまでに読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団などの、国内主要オーケストラにソリストとして共演。 教育の分野では現在、国立音楽大学ジャズ専修の講師を務めている。

多彩な才能を発揮し、日本を代表する世界的トロンボーン奏者として幅広い活動を行っている。

オフィシャルサイト http://www.eijiro.net/

●高橋信之介(ドラム)Shinnosuke Takahashi

1978年神奈川県生まれ。洗足学園短期大学ジャズコース在学中より演奏活動を開始。99年卒業後、山下洋輔、辛島文雄、宮之上貴昭、伊藤君子等のレギュラー・ドラマーとして活動。2002年、初リーダー作『ルミネーション』発表。同年、活動の拠点をニューヨークに移す。

小曽根真 No Name Horsesに加入。

ニューヨークではEric Lewis, Marcus Printup, Lew Tabackin, 秋吉敏子, Don Friedman, Eric Person, Grady Tate, など多数のバンドで活動。

11年、山下洋輔、池田篤、中村健吾の参加を得て、アルバム『Blues 4 Us』を発表。

2016年 活動の拠点を再び日本に移す。

現在では小曽根真、山下洋輔、エリック宮城Blue Noto Tokyo All Star Big Band等で活動中。

●サイモン・コスグローブ(ピアノ)SIMON COSGROVE

1982年イギリス生まれ。幼い頃からピアノとサックスを始め17歳の時BBCの音楽コンクールで受賞。2000年ケンブリッジ大学に入学、音楽を専攻し首席で卒業後、2003年大和日英基金のスカラーとして来日。2004年より日本でプロジャズミュージシャンとして活動している。「釣りバカ日誌16」にミュージシャン役として出演。東京でDuke Ellington OrchestraやJamie Cullumとの共演を果たし2010年1月にリーダーとして初レコーディングデビューした。2011年より六本木ヒルズのMaduroラウンジのハウスピアニストとして演奏している。2012年11月にインドのジャズフェスティバルに出演。2013年12月に2ndアルバムをリリースし2014年にオーストラリアのジャズフェスティバルのメインステージで出演。2015年にTokyo Jazz Sevenのリーダーとして3rdアルバム「Open all hours」をリリースした。2015年に前田憲男とエリックミヤシロのビッグバンドでテレビ朝日「題名のない音楽会」に出演し、2017年より松田聖子SEIKO JAZZのピアニストとして活動中。2017年より女子美術大学で専任助教として音楽を教える。2019年7月に4thリーダーアルバム「Simon Cosgrove Trio meets the Okazaki Bros」をリリースした。

●川村竜(ベース)Ryu Kawamura

高校時代にエレキベースを本格的に始め、在学中よりプロとしての活動をスタート。

音楽大学に入学後、コントラバスを始め国内外の様々な著名ミュージシャンと共演を重ねる。

2004 年、ハワイで開催された国際コントラバスフェスティバルのJAZZ 部門において、日本人初・史上最年少での最優秀賞を受賞。

ヨーロッパジャズの重鎮であるトランペッターの Duško Gojković 氏のインターナショナルカルテットへの参加や、ビル・エヴァンスの最後のドラマー、Joe LaBarbera とのツアーやレコーディング。

ピアニストの Bill Mays や john di martino との共演など海外のミュージシャンからも厚い信頼を寄せられている。

作編曲家としても様々なドラマ、アニメ、ゲームに楽曲を提供している。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131