石丸幹二

デュオコンサート~スプリング・ヴァージョン

シンプルな編成がゆえに際立つ
その詩情と情熱。

2021年3月27日(土)
午後2時30分開場 / 午後3時00分開演

【共演】
クリヤマコト(ピアノ)

●石丸幹二 Kanji Ishimaru

東京音楽大学でサックス、東京藝術大学で声楽を学ぶ。1990 年、ミュージカル『オペラ座の怪人』(劇団四季)のラウル子爵役でデビュー、現在までミュージカル界をけん引する俳優として、『美女と野獣』、『ウエストサイド物語』、『壁抜け男』、『ジキル&ハイド』、『キャバレー』、『パレード』などに主演する。
音楽活動は、ソロアルバム「My Musical Life」「Love Songs」等のほか、リュート奏者つのだたかしとの「武満徹のうた」、NHK「みんなのうた」の「かいじん百面相」をリリース、映画「サウンド・オブ・ミュージック」製作50 周年記念盤ではトラップ大佐役を吹替えた。
大ホールでのオーケストラコンサートからジャズ・クラブでのライブまで多彩にコンサートを展開する一方で、テレビでは、テレビ朝日「題名のない音楽会」の司会を初め、NHK「うたコン」、フジテレビ「ミュージック・フェア」など、大人が楽しめる音楽番組に多数出演。クラシック音楽とは「朗読」で関わることが多く、ストラヴィンスキー「兵士の物語」では、サイトウ・キネン・フェスティバルや宮崎国際音楽祭等に出演する。ストラヴィンスキー指揮盤「兵士の物語」に新たに日本語朗読を収録、さらには、東京フィルハーモニー交響楽団のグリーグ/劇付随音楽「ペール・ギュント」(指揮・ミハイル・プレトニョフ)で全編をひとりで朗読するなど、声の表現の多様性を探っている。

オフィシャルサイト http://ishimaru-kanji.com/

●クリヤマコト(ピアノ)Makoto Kuriya

神戸生まれ。アメリカ、ウエストヴァージニア州立大学言語学部卒業。
在学中から地元ライブハウスなどで音楽活動を始める。卒業後、本格的にジャズ・ピアニストとして活動を開始し、グラミー受賞者チャック・マンジョーネ、民族音楽学の権威ネイサン・デイヴィス教授のグループに参加して全米をツアー。各地のジャズ・フェスティバル、TV番組に出演するほか、ドナルド・バード、トゥーツ・シールマンス、ジェームズ・ムーディー、トム・ブラウンなど多くの巨匠たちと共演した。また、ピッツバーグ大学でジャズの講師を務め、米国内にてファースト・リーダー・アルバム「Always Your Friend」をリリース。
1990年に帰国し、日野皓正グループに参加してツアーを行うほか、マービン・スミッティ・スミス、ジェームズ・ジナス、ゲイリー・トーマスなどの旧友を迎えたアルバムを発表。本格的なソロ活動をスタートし、現在までに15枚のリーダー作をリリース。近年は10回以上のヨーロッパツアーに加え、オーストラリアツアー、モロッコ公演、台湾公演、エジプト公演も成功をおさめ、常にワールドワイドに活動を展開する。2015年には5都市6公演のブラジルツアーと、ポーランド~イタリア・ツアーを行い、各地でスタンディングオベーションを受けた。
学生時代に交流を深めた黒人コミュニティーの影響を受け、ソウルフルなプレイと鋭いナイフのような切れ味が特徴。また海外では「歌舞伎」を思わせるメリハリの利いたスタイルと評される。時にはジャズという枠に収まらぬ多才ぶりを発揮し、平井堅、八代亜紀、土岐麻子などポップスの音楽プロデュース、TVテーマ曲、映画音楽も手がけている。現在、BS朝日「いま世界は」、BS TBS「サタデードキュメント」の音楽を担当。またTwelV(BS12)で放送中の新型音楽番組「歌謡ナイト jazzyなライブショー」にレギュラー出演し、アレンジとバンドマスターを担当。同番組では毎週火曜日21:00から、往年の歌謡曲をオリジナル・ジャズアレンジ+生演奏でお届けしている。

オフィシャルサイト http://www.makotokuriya.com/

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131