50年以上の歴史を持つ「八ヶ岳高原海の口自然郷」は、吉村順三設計の「八ヶ岳高原音楽堂」、渡辺仁設計の「八ヶ岳高原ヒュッテ（旧尾張徳川邸）」など多くの名建築があります。 第1弾となる今夏は、「SDGs」（持続可能は開発目標）とともに注目を集める「リビングヘリテージ（Living Heritage）」（生きている遺産）をテーマに、八ヶ岳高原音楽堂にまつわる展示、座談会を開催します。
元吉村順三設計事務所 八ヶ岳高原音楽堂 保存アドヴァイザー手嶋保氏の進行のもと、建築当時の設計担当者 長谷山純氏、音響設計を担当した清水寧氏、国立西洋美術館の世界文化遺産登録の立役者 山名善之氏による座談会と、NHK交響楽団首席チェロ奏者 藤森亮一氏による無伴奏チェロの演奏を通して、建築家 吉村順三が八ヶ岳高原音楽堂に込めた想いや、紡がれてきたヒストリーを紐解き、文化的な価値の保存・継承について考えます。

2021年8月17日（火）
15:00開場／15:30開演

【座談会】
山名善之（東京理科大学教授）
長谷山純（元吉村順三設計事務所担当者）
清水寧（音響エンジニア）

【司会進行】
手嶋保（元吉村順三設計事務所）

【演奏】
藤森亮一（NHK交響楽団首席チェロ奏者）

■同時開催
自然郷ヒストリー「八ヶ岳高原音楽堂を語る」企画展示
2021年8月16日（月）～20日（金）

開催時間／15:00～17:00
会場／八ヶ岳高原音楽堂ホワイエ