沖 仁con渡辺香津美
アコースティック・セッション
本場スペインが認めたフラメンコ・ギタリスト沖 仁と、世界を舞台に活躍するトップ・ジャズ・ギタリスト渡辺香津美。互いのギタープレイに心酔し、刺激し合う、臨場感がたまらない。
2021年9月23日(木・祝)
14:30開場 / 15:00開演
※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。
【出演】
沖 仁(フラメンコギター)
渡辺香津美(ギター)
【プログラム】
スカボロー・フェア
リベルタンゴ
クレオパトラの夢
パット・メセニー
黒いオルフェ ほか
※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。
●沖 仁(フラメンコギター)Jin Oki
1974年長野県軽井沢町生まれ。
14歳より独学でエレキギターを始める。カナダで一年間クラシックギターを学び、その後スペイン・アンダルシアに居を移す。生きたフラメンコを吸収しながら日本とスペインを往復し20代を過ごす。
97年日本フラメンコ協会主催新人公演に於いて奨励賞を受賞。06年メジャーデビュー。07年NHK大河ドラマ「 風林火山 」紀行テーマ曲を担当。10年、スペインで開催された「 第5回 ムルシア “ニーニョ・リカルド” フラメンコギター国際コンクール 」国際部門でアジア人として初めて優勝、その模様をTBS系「 情熱大陸 」でオンエアされ、大きな反響を呼ぶ。その後EXILEにシングル「 情熱の花 」を曲提供、フジテレビ系「 ヨルタモリ 」へ常連客として出演。
コラボ活動に於いてはオーケストラ、バレエ、能、長唄、朗読との共演といった枠組みに捉われない活動を展開。フィギュアスケートとの親和性も高く、アニメ「 ユーリ!!! on ICE 」で演奏、また複数の選手のプログラムでオリジナル楽曲が使用された。
共演を果たしたソロアーティストは多岐に渡り、セラニート、マヌエル・アグヘータ、アルベルト・ロペス、ハビエル・コンデ、ドミンゴ・オルテガといったフラメンコアーティストから、渡辺香津美、coba、福田進一、葉加瀬太郎、押尾コータロー、上妻宏光、小松亮太、NAOTO、MIYAVI、木村大、jazztronik、梁邦彦、宮本笑里等のインストプレーヤー、吉井和哉、玉置浩二、近藤真彦、郷ひろみ、福山雅治、大貫妙子、平原綾香、NEWS、槇原敬之、東山紀之等の歌い手まで多数( 順不同、敬称略 )。
近年フラメンコギター・アンサンブルを立ち上げ、後進の育成にも力を入れながら、楽曲提供、プロデュース、執筆にも力を注ぎつつ、唯一無二のフラメンコギターの追求を続けている。
オフィシャルサイト https://jinoki.info/
●渡辺香津美(ギター)Kazumi Watanabe
名実ともに日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。
17歳で衝撃のアルバムデビュー。驚異の天才ギタリスト出現と騒がれて以来、ジャズフィールドに留まらない「ギターの可能性」を探求し続け今に至る。その速いテンポで繰り出される魅惑のアドリブと芳醇な旋律、演奏技術を緻密に組み合わせることで、音の一つ一つに豊かな表現力を含ませ独自の<カズミサウンド>を創り出すことでも定評がある、まさしくワン・アンド・オンリーの存在。
現在はジャズ・フュージョンにおける多様なプロジェクト、特に結成10年を超えた「ジャズ回帰プロジェクト」と並行し、アコースティックを中心としたソロワーク<ギター・ルネッサンス>シリーズでのアルバムリリース、ライブツアーを行い、国内、海外を問わず公演を行う。
生粋のインプロヴァイザーたる資質を活かし、作・編曲においても独自の世界を構築しクラシックギター界からの委嘱作品も好評を博す。
エッセイ執筆、テレビ、ラジオ等のメディアでの露出も多く、『いち国民いち楽器』を提唱し、広く音楽文化に貢献している。
2021年レコードデビュー50周年を迎え精力的に活動中。洗足学園音楽大学ジャズコース客員教授。
オフィシャルサイト http:/www.kazumiwatanabe.net