山下洋輔with横山幸雄

衝撃の初共演から4年。圧倒的ピアニズムが相まみえる、熱狂のステージふたたび。

2021年9月24日(金)
14:30開場 / 15:00開演

※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。

【出演】
山下洋輔(ピアノ)
横山幸雄(ピアノ)

【プログラム】
山下洋輔ソロ:ピロリ― ほか

横山幸雄ソロ:
オマージュ・ア・ラフマニノフ ~ヴォカリーズ~
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

山下洋輔・横山幸雄デュオ:
アイ・ガット・リズム
ラプソディー・イン・ブルー (2台ピアノ版)

※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。

【同時開催】
自然と人と文化の共生をテーマに、初秋の八ヶ岳高原をとことん楽しむ文化祭!

山下洋輔(ピアノ)Yosuke Yamashita 

1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。

国内外のジャズ・アーティストとはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など活動の幅を広げる。88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。

2000年に発表した自作協奏曲を佐渡裕の指揮により04年にイタリア・トリノで再演。06年オーネット・コールマンと、07年にはセシル・テイラーと共演。08年「ピアノ協奏曲第3番 <エクスプローラー>」を発表。09年、一柳慧作曲「ピアノ協奏曲第4番 “JAZZ” 」を世界初演。歴代メンバー総出演の「山下洋輔トリオ結成40周年記念コンサート」を開く。

16年、ウィーン楽友協会ホールで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演し、大成功を収める。18年6月には、結成30周年を迎えるニューヨーク・トリオの記念アルバム『30光年の浮遊』をリリース。

99年芸術選奨文部大臣賞、03年紫綬褒章、12年旭日小綬章を受章。国立音楽大学招聘教授。演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。

オフィシャルサイト https://jamrice.co.jp/yosuke/

横山幸雄(ピアノ)Yukio Yokoyama

1990年ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞など数多の賞を受賞。以来、クラシック界のトップアーティストとしてその活動は常に注目を浴びている。自ら企画する近年の主な取り組みとして、ショパン生誕200年を機にスタートした「入魂のショパン」は、2010年に「ショパン・ピアノ独奏曲全166曲コンサート」で、“24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト”のカテゴリーにおいてギネス世界記録に認定。翌年には遺作を含む全212曲を演奏して自身の記録を更新させた。同企画は2019年5月3日~5日に第10回を記念し、ショパンが生涯で作曲した240曲の作品(独奏曲、協奏曲、声楽曲、室内楽曲)を3日間ですべて演奏する前人未踏のプロジェクトとして大きな成功をおさめ、その記録はDVDとしてリリースされた。また2020年ベートーヴェン生誕250周年に向けてのシリーズ「ベートーヴェン・プラス」や「4大ピアノ協奏曲」の一挙演奏といった継続的に開催される意欲的な企画は高く評価され、不動の地位を確立する。

国内の主要オーケストラとの共演に加えて、海外にも活躍の場を広げ、2015年パリにてラヴェルの全ピアノ独奏曲演奏会、2018年ポーランドリサイタルツアー、ライプツィヒにてゲヴァントハウス弦楽四重奏団、2019年ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団の定期演奏会に客演、台北にてショパン協奏作品全6曲演奏会など、いずれも拍手喝采で迎えられた。

これまでリリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。また、東京と京都にレストランをオープンし、音楽と旬の食をテーマにしたコンサートや、コロナ禍にいち早く取り入れたインターネットによるライヴ配信「横山幸雄マイハートピアノライヴ」を定期的に開催するなど、新しい音楽の楽しみ方を提供する音楽プロデューサーとしても手腕を発揮している。

ポーランド政府よりショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」を授与される。 エリザベト音楽大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授、日本パデレフスキ協会会長。 

2020年はショパン国際コンクール入賞から30年、2021年はデビュー30周年の節目を迎える。

オフィシャルサイト http://yokoyamayukio.net/

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131