バッハは踊れる!

「バッハ再考プロジェクト」特別公演

バロックダンスと演奏で追及する
バッハ舞曲の真の姿。

2022年5月22日(日)
14:30開場、15:00開演

※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。

【プログラム】
J.S.バッハ:イギリス組曲第1番 イ長調 BWV 806
J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV 912(チェンバロ・ソロ)
J.S.バッハ(武久源造 編):シャコンヌ
武久源造 編:バッハ・アラ・カルト
J.S.バッハ:イギリス組曲第2番 イ短調 BWV 807

※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。

「バッハ再考プロジェクト」について

聴きなじみのあるメヌエットは、舞曲だってご存知でしたか?
「バッハ」と「ダンス」、 結びつかない方も多いかもしれません。
しかしそこには密接で、興味深いつながりがあるようです。

日本を代表する鍵盤楽器奏者武久源造さんのチェンバロ演奏を、バロックダンサー岩佐樹里さんによる本格的な振付と共に映像化する「バッハ再考プロジェクト」は、昨年クラウドファンディングで多くの賛同を得て、目標金額を達成。いよいよ本年、映像収録が八ヶ岳高原音楽堂にて、八ヶ岳カラマツチェンバロの演奏によって実現します。八ヶ岳高原音楽堂は、本プロジェクトに賛同し、協賛社として参加いたします。前例のないプロジェクトに、ぜひご注目ください。

八ヶ岳高原音楽堂

「バッハ再考プロジェクト」の詳細はこちら↓

●武久源造(チェンバロ)Genzoh Takehisa

1957年生まれ。1984年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。
チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅 広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。
91年「国際チェンバロ製作家コンテスト」(アメリカ・アトランタ)、また97年および01年、第7回および第11回「古楽コンクール」(山梨)、ほか多数のコンクールに審査員として招かれる。ソロでの活動とともに、00年に器楽・声楽アンサンブル「コンヴェルスム・ムジクム」を結成し、指揮・編曲活動にも力を注ぎ、常に新しく、また充実した音楽を追求し続けている。02年から毎年、韓国からの招請による「コンヴェルスム・ムジクム韓国公演」を行い、両国の音楽文化の交流に大きな役割を果たした。91年よりプロデュースも含め35作品以上のCDをALMRECORDSよりリリース。中でも「鍵盤音楽の領域」(Vol.1~9)、チェンバロによる「ゴールトベルク変奏曲」、「J.S.バッハオルガン作品集Vol.1」、オルガン作品集「最愛のイエスよ」、ほか多数の作品が、「レコード芸術」誌の特選盤となる快挙を成し遂げている。

02年、著書「新しい人は新しい音楽をする」(アルク出版企画)を出版。各方面から注目を集め、好評を得ている。05年より鍵盤楽器の新領域とも言えるシンフォニーのピアノ連弾版に取り組み多方面から注目を集めている。06年NHK第一ラジオ「ときめきカルチャー」コーナーに年間を通して出演。1998~2010年3月フェリス女学院大学音楽学部及び同大学院講師。2013年、ラモーの抒情喜劇『レ・パラダン』の日本人による初演を指揮して、絶賛を博する。また、近年、毎年、ヨーロッパ各国(ドイツ、リトアニア、アイスランド、スウェーデン等)で、即興演奏を含む多彩なプログラムによって、オルガン、チェンバロその他の楽器を使った・コンサートを行い、注目を集めている。

オフィシャルサイト http://www.genzoh.jp/

●岩佐 樹里(バロックダンス)Julie Iwasa

フランス生まれ、東京育ち。幼少より松山バレエ学校にてクラシックバレエを学び、東海大学教養学部芸術学科音楽専攻課程卒業。 第16回国際なかのダンスコンペティションにてセンターフィールド賞受賞。2015年よりアムハースト・アーリーミュージックフェスティバルにてヒストリカルダンスの講師、バロックオペラのソリストダンサーを務めている。2015年3月アメリカニューヨークコープランド音楽院にてバロックダンスリサイタルを行う。2016年9月にはバッハフランス風序曲に振付を自身で行い、台湾台北市において台湾初のバロックダンスコンサートで踊り大好評を博し、その後アメリカツアーにて同プログラムを複数都市で再演。また、2017年12月にはフランス、ナント市のアンサンブル・ストラディバリア 30周年記念コンサート特別ゲストとして出演。2018年にはアメリカストーニー・ブルック大学のバロック・サンデイ、バロックオペラシリーズに出演。キャサリン・ドロシー、アーサー・ハス、ダニエル・キュイエらと共演。国内外で公演に出演する傍ら、日本では音楽家のためのワークショップなどを国内各地で行っており、初心者にも分かりやすいバロックダンス講座には定評がある。バロックダンスをドロシー・オルソン氏、カスパー・マインツ氏、浜中康子氏、トーマス・ベアード氏に師事。 Julie Baroque Dance Salon主催。著書「踊って楽しむバロック舞曲」(吉澤実氏との共著)

オフィシャルサイト https://www.julie-menuet.com/

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131