石田組

新緑の弦楽八重奏

初の全国ツアー完遂。
更なる期待とみなぎる矜持。

2023年5月26日(金)・27日(土)
14:30 開場/15:00 開演(各日)

※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。

【出演】
石田泰尚(ヴァイオリン/神奈川フィル首席ソロ・コンサートマスター/京響特別客演コンサートマスター)
大宮臨太郎(ヴァイオリン/NHK交響楽団 第2ヴァイオリン首席)
丹羽洋輔(ヴァイオリン/NHK交響楽団)
塩田 脩(ヴァイオリン/東京都交響楽団)
萩谷金太郎(ヴィオラ/東京都交響楽団)
古屋聡見(ヴィオラ/フリーランス)
辻本 玲(チェロ/NHK交響楽団首席)
門脇大樹(チェロ/フリーランス)

【プログラム】
エネスコ:弦楽八重奏曲 ハ長調 作品7
モーツァルト:ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
シルヴェストリ(松岡あさひ編曲):バック・トゥ・ザ・フューチャー
モリコーネ:(近藤和明編曲):ニュー・シネマ・パラダイス
ローリング・ストーンズ(松岡あさひ編曲):悲しみのアンジー
レッド・ツェッペリン(松岡あさひ編曲):天国への階段
レインボー(近藤和明編曲):スターゲイザー

※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。

●石田泰尚(ヴァイオリン)Yasunao Ishida

神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。これまでに神奈川文化賞未来賞、横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。結成時から20年以上参加するYAMATO String Quartet、自身がプロデュースした弦楽アンサンブル“石田組”など様々なユニットでも独特の輝きを見せる。2018年には石田組がNHK-FM「ベストオブクラシック」およびBSプレミアム「クラシック倶楽部」で放送されその熱いステージの模様は大きな反響を呼び、2019年にはEテレ「ららら♪クラシック」で特集が組まれた。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスターを兼任。2022年6月に初の著書となる「音楽家である前に、人間であれ!」を刊行。2023年4月には石田組最新アルバム『石田組 2023・春』がリリースされた。使用楽器は1690年製 G.Tononi、1726年製 M.Goffriller。

●大宮臨太郎(ヴァイオリン)Rintaro Omiya

1981年生まれ。横浜市出身。辰巳明子・堀正文両氏に師事。2000年第69回日本音楽コンクール3位。同年ミレニアム・ニュークラシックオーディション1位、併せて審査員特別賞を受賞。2001年仙台国際コンクール5位、聴衆者賞受賞。2002年メニューイン国際ヴァイオリンコンクール(フランス)2位、2003年プラハの春国際コンクールファイナリストほか国内外のコンクールにて受賞多数。桐朋学園大学4年生在学中にN響オーディションに合格、2005年毎日新聞社主催 毎日ゾリステンにてリサイタル(ピアノ清水和音 於王子ホール)、ウィーンヴィルトゥオーゾとモーツアルトのヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」を共演、2008年12月より一年間アフィニス文化財団の奨学金を得てドイツフライブルグに留学。これまでに小澤征爾音楽塾、 サイトウ・キネン・フェスティバルの他、「紀尾井シンフォニエッタ」「響」「PACE」「ヴィルトゥオーゾカルテット」「クインテット・スペランツァ」などの室内楽メンバーとしても活躍。現在、NHK交響楽団第2ヴァイオリン首席奏者。

●丹羽洋輔(ヴァイオリン)Yosuke Niwa

東京生まれ。7歳よりヴァイオリンを始める。都立芸術高校を経て東京藝術大学にて学ぶ。在学中ウィーンへ留学。ディヒラーコンクールにて入賞。2007年NHK交響楽団に入団。これまでにヴァイオリンを佐藤素子、保井領子、岡山潔、篠崎史紀、エドワード・ツェンコフスキーの各氏に師事。室内合奏団アルクスや弦楽四重奏団大人倶楽部、ピアノトリオ浪漫メンバーとしてオーケストラの傍ら精力的に活動している。

●塩田 脩(ヴァイオリン)Shu Shioda

アメリカ合衆国ボストン生まれ。ジュリアード音楽院プレカレッジを経てニューイングランド音楽院卒業。2010年に来日し、京都市交響楽団ゲスト首席、兵庫県芸術文化センター管弦楽団ゲストコンサートマスター、小澤征爾音楽塾コンサートマスター、水戸室内管弦楽団などを経て。2014年東京都交響楽団に入団。第1ヴァイオリン奏者をつとめる。石田組、トリトン晴れた海のオーケストラ、サイトウキネン・オーケストラメンバー、玉川大学非常勤講師。これまでに潮田益子、田中直子、シャリー・ギブンスの各氏に師事。

●萩谷金太郎(ヴィオラ)Kintaro Hagiya

東京都出身。東京音楽大学卒業。桐朋学園大学院大学を修了。ヴァイオリンを藤原浜雄に、ヴィオラを百武由紀に、室内楽を上田晴子、岩崎洸の各氏に師事。PMF2011、カザルス国際音楽祭、アフィニス夏の音楽祭などに参加。京都市交響楽団契約楽員、NHK交響楽団アカデミーを経て、2017年より東京都交響楽団に所属。オーケストラの他、スタジオレコーディングやライブサポート、作編曲など、多岐に渡って活動。

●古屋聡見(ヴィオラ)Satomi Furuya

桐朋学園音楽学部在学中にN響アカデミーに在籍・修了。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに入学。ベルリンフィルハーモニー管弦楽団を始めとする、ドイツ国内の主要オーケストラにエキストラとして参加する。その後セビリア王立管弦楽団にて副首席として半年間期間契約で在籍。現在は日本フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢、仙台フィルハーモニー管弦楽団等の国内オーケストラでゲスト首席として出演している。江戸純子、岡田伸夫、ヴァルターキュスナーの各氏に師事。

●辻本 玲(チェロ)Rei Tsujimoto

NHK交響楽団首席チェロ奏者。東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。その後シベリウス・アカデミー、ベルン芸術大学に留学。第72回日本音楽コンクール第2位。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。2011年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。2013年齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。2019年CD『オブリヴィオン』をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。サイトウ・キネン・オーケストラに毎年参加するほか、アルカス佐世保レジデンス・カルテット、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」、ひばり弦楽四重奏団など室内楽でも活動。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。

●門脇大樹(チェロ)Hiroki Kadowaki

東京藝術大学卒業。第74回日本音楽コンクール第3位、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位など、受賞多数。イタリアへ留学。フィルハーモニカ・イタリアーナのオペラフェスティバルでは、首席を務める。チェロをフランチェスコ・フェラリーニに、室内楽をロレンツァ・ボッラーニに師事。その後オランダへ渡り、アムステルダム国立音楽院にて研鑽を積む。アンナー・ビルスマのマスタークラスを受講。これまでに柳田耕治、雨田一孝、河野文昭、山崎伸子の各氏に、室内楽をゴールドベルク山根美代子、岡山潔の各氏に師事。2013年4月~2023年3月まで神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席奏者を務めた。東京音楽大学、東京藝術大学非常勤講師。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131