2024年4月20日(土)
14:30開場 / 15:00開演
※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。
【出演】
篠崎史紀(ヴァイオリン)
市 寛也(チェロ)
入江一雄(ピアノ)
【プログラム】
シューベルト:ノットゥルノ 変ホ長調 D897
モーツアルト:ピアノ三重奏曲第3番 変ロ長調 K.502
ベートーヴェン :ピアノ三重奏曲第7番「大公」 変ロ長調 作品97
※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。
●篠崎史紀(ヴァイオリン)Fuminori Shinozaki
NHK交響楽団特別コンサートマスター。愛称 "まろ"。3歳より両親の手ほどきを受け、1981年ウィーン市立音楽院に入学。翌年コンツェルト・ハウスでコンサート・デビューを飾る。その後ヨーロッパの主要なコンクールで数々の受賞を果たしヨーロッパを中心にソロ、室内楽と幅広く活動。完璧なテクニックとパッション溢れる美音は他の追随を許さない。
1988年帰国後、群響、読響のコンサートマスターを経て、97年N響のコンサートマスターに就任。以来“N響の顔”として国内外で活躍、ヨーロッパ公演では、The Classical Sourceより「コンサートマスターの篠崎は言葉にならないくらい神がかっていた」「篠崎のカリスマ的な姿は、銀白の鎧をまとった戦士のようでもあり、全てを統括していた」と評される。
2004年より銀座・王子ホールでスタートした『MAROワールド』。このシリーズから弦楽合奏団「マロカンパニー」が結成された。これらの功績により、「2020年度第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞」受賞。
その他、1979年史上最年少で北九州市民文化賞、2001年福岡県文化賞、2014年有馬賞受賞。
WHO国際医学アカデミー・ライフハーモニーサイエンス評議会議員。2024年4月、九州交響楽団ミュージック・アドヴァイザーに就任予定。
使用楽器は1727年製ストラディバリウス(株式会社ミュージック・プラザより貸与)。
https://maro.shinozaki-vn.com/jpindex2.html
●市 寛也(チェロ)Ichi Hiroya
福岡県福岡市出身。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。学内にて同声会賞受賞、新人演奏会に出演。リゾナーレ室内楽セミナーにて基金緑の風音楽賞を受賞。弦楽四重奏で松尾学術振興財団より助成金を授与。
東京・春・音楽祭、北九州国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭などに出演のほか、兵庫芸術文化センター管弦楽団にゲスト首席として定期的に客演。
アフィニス文化財団より奨学金を受けてドイツ・ミュンヘンへ留学。バイエルン放送交響楽団ソロ首席代行奏者のHanno Simons氏に師事。
チェロクァルテット「Quartet Explloce」メンバー。毎年、全国ツアーを開催する他、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。キングレコードよりCDリリース。アフィニス文化財団や文化庁の助成金を受ける。
アクロス弦楽合奏団メンバー。ユメニティのおがたレジデンスクァルテットとして活動。
東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。2012年1月よりNHK交響楽団チェロ奏者。
https://www.hiroyaichi.com
●入江一雄(ピアノ)Kazuo Irie
東京藝術大学・同大学院を首席で卒業・修了。2012年9月よりチャイコフスキー記念ロシア国立モスクワ音楽院研究科に在籍し、2016年夏にディプロマを取得し同科を修了。留学中にロームミュージックファンデーション(2012,13年度)・文化庁(2015年度)より助成を受ける。第77回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。国内主要音楽祭やNHK-FM「リサイタル・パッシオ」への出演、新日本フィル・東京フィル・日本フィルなどの国内主要オーケストラとの共演や、若手演奏家からベテラン奏者まで幅広い音楽家との共演機会も多い。近年ではN響特別コンサートマスター篠崎史紀氏から絶大な支持を受け、同氏リサイタルや室内楽公演で多くの共演機会に恵まれる。
これまでに植田克己、エリソ・ヴィルサラーゼら著名な音楽家に師事。現在、昭和音楽大学専任講師・桐朋学園大学非常勤講師を務める。王子ホールレジデンス「ステラ・トリオ」メンバー。