●小野リサ Lisa Ono
ブラジル・サンパウロ生まれ。10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始める。
1989年アルバム「カトピリ」でデビュー。ナチュラルな歌声、リズミカルなギター、チャーミングな笑顔で瞬く間にボサノヴァを日本中に広める。1999年アルバム「ドリーム」が20万枚を越えるヒットを記録するなど、これまでに日本ゴールドディスク大賞「ジャズ部門」を4度受賞。2013年にはブラジル政府よりリオ・ブランコ国家勲章を授与されるなど、日本におけるボサノヴァの第一人者としてその地位を不動のものとしている。ボサノヴァの神様 アントニオ・カルロス・ジョビンや、ジャズ・サンバの巨匠 ジョアン・ドナートら著名なアーティストとの共演、そしてニューヨークやブラジル、アジア各国での公演も積極的に行っており、海外においても高い評価を得ている。
2020年三井ホームの企業CMソングとして「A Whole New World」を歌唱。コロナのパンデミックが終わったあとに素晴らしい世界が待っている気持ちを込めて歌ったこのCMソングが、オンエアとともに大きな話題となった。
2023年にSol(太陽) Mar(海) Sonho(夢) Ceu(空)を共通のテーマに、80曲収録の合同ベストアルバム「Amor pela Bossa Nova The Best of Lisa Ono」をユニバーサルミュージック、ソニーミュージックから同時リリース。
2024年にはデビュー35周年を迎え、アニバーサルイヤーコンサートを日本各地、アジア各国で開催。精力的に活動を行い、国籍を問わず幅広い年齢層の支持を得ている。
https://onolisa.com/
●フェビアン・レザ・パネ(ピアノ)Febian Reza Pane
東京生まれ。父はインドネシア人、母は日本人。東京芸術大学作曲科卒業。
80年代に「海辺のサティ」他8枚のネオ・シック・シリーズをリリース、ピアニスト・編曲家として注目を集める。大貫妙子、小野リサ、川井郁子など多くのアーティストのコンサート、レコーディングに参加、 繊細かつ研ぎ澄まされた独特のピアノ・タッチと音色には定評がある。「ガネーシャの夢」「海の幻想曲」などのアルバムを発表、ボサ・ノヴァのスタンダード・ナンバーをピアノ・トリオで演奏したアルバム「ピアノ・デ・ボッサ」は現在も好評発売中。また、全編オリジナル曲によるピアノソロアルバムのリリースも多く、2022年よりストリーミング限定配信によるライヴアルバムを制作、 現在までに「南島望響」「春夏清調」など4枚をリリースしている。
http://www.febianrezapane.com/
●伊藤ハルトシ(チェロ)Harutoshi Ito
1984年12月7日、東京生まれ。3歳からチェロ、14歳からギターを始め、18歳よりプロ活動を始める。洗足学園音楽大学ジャズギター科で学ぶ。在学中はJazz、R & B、Soul、Funk、Countryに傾倒し、自身がボーカルを務めていたRock & SoulバンドやLA系フュージョンインストバンドの活動に明け暮れる。
一方、チェリストとしてはクラシック、タンゴ、ヒーリングミュージックに傾倒し、クラシックグループで精力的にリサイタルを行う。現在は、主にRock、Blues、Jazz、R & B、Worldmusic、クラシックなどをルーツとし、チェロとギター(アコースティック~エレキ)でポップスサポートやインストルメンタル、様々な分野で活動中。
https://www.itoharutoshi.com/