スタニスラフ・ブーニン

ピアノ・リサイタル

再起から円熟へ。
八ヶ岳に刻むその歩み。

2024年10月11日(金)
14:30開場/15:00開演

※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。

【プログラム】

ショパン:ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」
:ワルツ第9番 変イ長調 作品69-1「告別」
:ワルツ第10番 ロ短調 作品69-2 ほか

※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。

●スタニスラフ・ブーニン(ピアノ)Stanislav Bunin

1966年モスクワ生まれ。リヒテルやギレリス等の巨匠を育てた名教育者G.ネイガウスを祖父とするピアニスト一家で育つ。

1983年ロン=ティボー国際コンクールに17歳で優勝。1985年第11回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝。EMIと専属契約を結び10枚以上のCDを録音。1999年ヨーロッパにおける演奏活動が高く評価され “Viotti d'Oro賞”受賞。1999年から全8回におよぶ〈ショパン・チクルス〉開始。国内ではワルシャワ・フィル、プラハ放送響、ロンドン響、ベルリン響、N響、読響他数多くのオーケストラと共演。

1988年のアルメニア大地震をはじめ、阪神淡路大震災、奥尻島地震などの直後に被災した子供たちの元を訪れチャリティコンサートの開催やピアノを寄付するなどの支援活動を行う。

2010年ショパンコンクール優勝25周年を記念しユニセフへのチャリティ・ガラコンサート開催。更に8月にはワルシャワで、アルゲリッチ等も参加し1ヶ月に亘って開催された「生誕200年ショパンフェスティバル」の最終日に出演、音楽祭を締めくくった。演奏後の拍手は鳴り止まず、満員の聴衆を魅了した。2011年7月には東日本大震災で孤児となった子供たちの為に、中村紘子、山下洋輔両氏を迎え「S.ブーニン・チャリティ・ガラ・コンサート」を開催、収益金はすべてあしなが育英会に寄付。2012年4月、NHK「TOMORROWbeyond3.11」に出演し、被災地・仙台三桜高校音楽部と共演。7月、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会を支援するコンサート」開催。12月にドイツ・ベルリンフィルハーモニーホールにてベルリン響とシューマンのピアノ協奏曲を共演、大好評を博す。2013年より闘病のため演奏活動を一旦停止。

2022年6月八ヶ岳高原音楽堂でのリサイタルで復帰。同年秋にNHKBSプレミアム「それでも私はピアノを弾く~天才ピアニスト・ブーニン9年の空白を越えて」が放送され、2024年1月1日に同番組の続編をNHK総合、2月には特別編がNHKBSで放送され大きな反響を呼んだ。2023年11月から2024年1月にかけて待望のリサイタルツアーを東京・新潟・長野・埼玉・大阪・山口の全国6カ所で開催。

2024年7月には熊本、静岡、2024年秋からは東京、札幌、岩手、長野、高崎、岐阜、福岡でツアー開催予定。

主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131