所蔵の1842年製プレイエル。
色づく八ヶ岳で聴く、ショパンの息遣い。
2024年11月1日(金)・2日(土)
14:30開場/15:00開演
※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。
【オール・ショパン・プログラム】
〈1日目〉
幻想即興曲(遺作)嬰ハ短調 Op.66
エチュード ハ短調 Op.10-12「革命」
エチュード ホ長調 Op.10-3「別れの曲」
バラード第1番 ト短調 Op.23
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
エチュード「エオリアンハープ」 変イ長調 Op.25-1
前奏曲 変ニ長調 Op.28-15「雨だれ」
バラード第3番 変イ長調 Op.47
ノクターン第20番 嬰ハ短調『レント・コン・グラン・エスプレッショーネ』(遺作)
ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
〈2日目〉
ワルツ第1番 「華麗なる大円舞曲」 変ホ長調 Op. 18
ノクターン第2番 変ホ長調 Op. 9-2
エチュード ハ短調 Op. 10-12「革命」
エチュード ホ長調 Op. 10-3「別れの曲」
ノクターン 第20番 嬰ハ短調『レント・コン・グラン・エスプレッショーネ』(遺作)
バラード 第1番 ト短調 Op. 23
バラード第3番 変イ長調 Op. 47
ワルツ第9番 変イ長調 Op. 69-1「別れのワルツ」
ワルツ第6番 変ニ長調 Op. 64-1「子犬」
ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2
バラード第4番 ヘ短調 Op. 52
ポロネーズ第6番 変イ長調 Op. 53「英雄」
※曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。
●仲道郁代(ピアノ)Ikuyo Nakamichi
桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。ミュンヘン国立音楽大学に留学。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞。88年に村松賞、93年にモービル音楽奨励賞を受賞。古典派からロマン派まで幅広いレパートリーを持ち、日本の主要オーケストラはもとより、海外のオーケストラとの共演も数多く、人気、実力ともに日本を代表するピアニストとして活動している。 これまでにサラステ指揮フィンランド放送交響楽団、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団(ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団と共演。99年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリンでコンチェルト・デビュー。05年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われたイギリス室内管弦楽団(ECO)主催の「結婚祝祭コンサート」に出演。室内楽ではストルツマン、ハーゲン弦楽四重奏団、ブランディス弦楽四重奏団、ベルリン・フィル八重奏団、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団等と日本ツアーを行った。
近年では、2022年12月にブダペストのリスト音楽院でヤーノシュ・コヴァーチュ指揮ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団と、そして2023年4月にはケン・シェ指揮バンクーバーメトロポリタンオーケストラと共演し高評された。
CDはソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞CDを含む「仲道郁代ベートーヴェン集成~ピアノ・ソナタ&協奏曲全集」や、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」「シューマン:ファンタジー」「ドビュッシーの見たもの」など多数リリースしている。著作には『ピアノの名器と名曲』『ショパン鍵盤のミステリー』『ベートーヴェン鍵盤の宇宙』(ナツメ社)、『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。
2018年よりベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代 The Road to 2027 リサイタル・シリーズ」を展開中。
一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。令和3年度文化庁長官表彰、ならびに文化庁芸術祭「大賞」を受賞。
https://ikuyo-nakamichi.com/