小山実稚恵 ~春、その先へ。
1日目 コンチェルト&クインテット
俊英と拓く、室内楽の地平。
“情景と音楽の調和”を求めて季節を巡った「四季」シリーズ、八ヶ岳の森に作曲家たちが過ごした街の情景や心情を重ねた「音楽の旅」シリーズを経て、「〜春、その先へ。」と題した今回。
新緑のカラマツに象徴される高原の新しいシーズンの幕開けに、コンチェルト、クインテット、リサイタルを通じて、音楽とじっくり向き合う2日間。
1日目は、音楽堂での綿密なリハーサルを経て披露されるコンチェルト&クインテットを。共演に国内外で研鑽を積み著しい活躍をみせる若手実力派を迎える。
2日目は、ソロ・リサイタルでベートーヴェン後期三大ソナタを。デビュー40周年を迎える小山実稚恵の進境に触れる。
2025年5月31日(土)
14:30開場 / 15:00開演
宿泊プラン:残室僅少
※開場時間まで、音楽堂エリアにはお立ち入りいただけません。
【出演】
小山実稚恵(ピアノ)
石原悠企(ヴァイオリン)、岸本萌乃加(ヴァイオリン)、東条 慧(ヴィオラ)、築地杏里(チェロ)、瀬 泰幸(コントラバス)
【プログラム】
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11(室内楽版)
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44
※出演者・曲目・曲順など、内容が変更になる場合がございます。
ご宿泊にならないお客さまでもコンサートにご参加いただけます。
■コンサートチケットのみ:11,000円
■チケット取扱い: | セブンチケット ![]() |
八ヶ岳高原ロッジ 0267-98-2131 |
※コンサートのお席は、当日ホール受付にて、ご予約されたグループごとの抽選となります。
※コンサートチケットは、ご予約後のキャンセルはできません。
※未就学のお子さまのご入場は、お断りいたします。
※「コンサートチケットのみ」、「コンサートチケット&宿泊プラン」に、それぞれ定数がございます。どちらかが先に完売となる場合がございます。
敷地内のリゾートホテル「八ヶ岳高原ロッジ」にお泊まりいただくプランです。
プランに含まれるもの
● 宿泊日当日のコンサートチケット ● ご夕食 ● ご宿泊 ● ご朝食 ● サービス料・消費税
料金表
5/31(土) | ||||
室タイプ/ご利用人数 | 1名さま | 2名さま | 3名さま | 4名さま |
---|---|---|---|---|
北館クラシカル | 57,400円 | 41,200円 | - | - |
南館スタンダード | 37,000円 | - | ||
北館スーペリア 中央館デラックス |
71,800円 | 48,400円 | 41,800円 | - |
南館コーナー | 38,500円 | |||
中央館ジュニアスイート | 90,400円 | 57,700円 | 48,000円 | 43,100円 |
中央館スイート | 130,000円 | 77,500円 | 61,200円 | 53,000円 |
※上記の料金はお1人さま料金です。お部屋は全室ツインタイプです。
3名様・4名様ご利用の際は、ご利用の人数に合わせてエキストラベッドをご用意いたします。
※中央館スイートルームの3名様・4名様のご利用の際は、エキストラベットはリビングにご用意いたします。
2ベットルームご希望の場合は、コネクティングにてご用意ができます。お問い合わせくださいませ。
※上記の料金には、宿泊日当日のコンサートチケット、ご夕食、ご宿泊、ご朝食、サービス料・消費税が含まれております。
※上記お部屋タイプの他に、ロイヤルスイートルームがございます。
※当館ホームページから予約の方へは、予約確認のメールを1カ月前に送付いたしますので、マイページよりご確認をお願いいたします。ハガキでの予約確認書は送付いたしません。
※前後泊も承っております。詳しくはお問い合わせください。
※「コンサートチケット&宿泊プラン」、「コンサートチケットのみ」に、それぞれ定数がございます。どちらかが先に完売となる場合がございます。
〔キャンセルについて〕
※ご予約・ご購入いただいたコンサートチケットの変更・キャンセルはできません。
※ご宿泊日の3日前より宿泊料のキャンセル料が発生いたします。(自然災害等の場合はご相談ください。)
※「コンサートチケット&宿泊プラン」をご予約後、宿泊のみキャンセルされる場合は、 ご予約の変更(「コンサートチケットのみ」へのプラン変更)を承ります。
ただし、「コンサートチケットのみ」の定数が既に完売となっている場合は、ご予約の変更が承れない場合がございます。あらかじめご了承ください。
●小山実稚恵(ピアノ)Michie Koyama
圧倒的存在感をもつ日本を代表するピアニスト。チャイコフスキー国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクール入賞以来、常に第一線で活躍し続けている。
協奏曲のレパートリーは60曲を超え、国内外の主要オーケストラや指揮者からの信頼も厚く、数多くの演奏会にソリストとして指名されている。
16年度 芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した『12年間・24回リサイタルシリーズ』(2006年〜17年)や『ベートーヴェン、そして...』(2019年〜21年)が、その演奏と企画性で高く評価された。2022年からはサントリーホール・シリーズ、第Ⅰシーズン Concerto<以心伝心>を25年まで開催している。
これまで共演したオーケストラとして、国内の主要オーケストラはもとより、モスクワ放送響(現チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ)、ベルリン響、ロイヤル・フィル、BBC響、イギリス室内管、ロッテルダム・フィル、シンフォニア・ヴォルソヴィア、ワルシャワ・フィル、モントリオール響、ボルティモア響などが挙げられ、フェドセーエフ、テミルカーノフ、マリナー、小澤征爾といった国際的指揮者と共演している。デュメイ、ギトリス、ブルネロといった名だたるソリストと室内楽で共演する。
ショパン、チャイコフスキー、ロン=ティボー、ミュンヘンなど、国際音楽コンクールの審査員も務める。
また東日本大震災以降は、被災地の学校や公共施設などで演奏を行い、仙台では被災地活動の一環として自ら企画立案し、ゼネラル・プロデューサーを務める『こどもの夢ひろば"ボレロ"』を開催。音楽を通しての心の交流の場、音楽に限らず子供たちが新たな体験をしながら、自分の好きなものを見つけられるような場を創りたいと、情熱を注ぐ。
CDは、ソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、33枚をリリース。近作の2つのベートーヴェン・アルバム『ハンマークラヴィーア・ソナタ他』(2020年)と『ピアノ・ソナタ第30、31、32番』(2021年)は、深化するピアニズムが大きな話題を集めた。さらに2023年5月にリリースされた最新CD『モノローグ』まで7作連続して「レコ―ド芸術」特選盤に選ばれる快挙を果たした。
著書として『点と魂とースイートスポットを探して』をKADOKAWAより、また平野昭氏との共著『ベートーヴェンとピアノ』(全2巻)を音楽之友社より出版している。
2005年度 文化庁芸術祭音楽部門大賞、2013年度 東燃ゼネラル音楽賞洋楽部門本賞、2013年度レコード・アカデミー賞(器楽部門『シャコンヌ』)、2015年度 NHK交響楽団「有馬賞」、2015年度 文化庁芸術祭音楽部門優秀賞、2015年度 ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞。2018年度 大阪市市民表彰を受ける。2017年度には、紫綬褒章を受章している。
東京藝術大学、同大学院修了。吉田見知子、田村宏両氏に師事。
●石原悠企(ヴァイオリン)Yuki Ishihara
1993年 東京都出身。
2歳よりヴァイオリン、11歳より作曲、15歳より指揮を始める。
桐朋学園大学音楽学部を経て、ベルリン芸術大学 ヴァイオリン科 学士課程・修士課程を共に最高点で修了。その後、同大学 指揮科(ベルリン国際指揮アカデミー)に在籍。2019〜2021年 独バイエルン放送交響楽団オーケストラ・アカデミーに在籍し、同楽団での数多くの公演に出演。
ヴァイオリニストとして、第9回スウェーデン国際デュオ・コンクールや第2回ベートーヴェン国際室内楽コンクールなどで優勝・入賞する他、第36回霧島国際音楽祭にて2つの音楽祭賞と音楽監督賞を受賞。指揮者として、独ブランデンブルク交響楽団、独プロイセン室内管弦楽団などの公演に出演。東京・春・音楽祭、霧島国際音楽祭、ジュリタ音楽祭などの音楽祭に出演する他、日本やヨーロッパ各地で演奏活動を行う。
●岸本萌乃加(ヴァイオリン)Honoka Kishimoto
岡山県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、東京芸術大学を首席で卒業するとともに、アカンサス音楽賞及び三菱地所賞受賞。また東京芸術大学大学院修士課程修了時に大学院アカンサス音楽賞受賞。
「佐渡裕とスーパーキッズオーケストラ」メンバーに選抜され第2期、3期に参加。全日本学生音楽コンクール バイオリン部門 高校の部 大阪大会第1位。日本クラシック音楽コンクール バイオリンの部 高校の部 第1位グランプリ。宗次エンジェルヴァイオリンコンクール 第3位及び聴衆賞。東京音楽コンクール 弦楽部門第1位。横浜国際音楽コンクール 弦楽器部門高校の部 第1位及びジェラール・プーレ賞ならびにグランプリ。秋吉台音楽コンクール室内楽部門にてピアノ黒岩航紀と出場し第2位(最高位)。第86回日本音楽コンクール第3位。宗次弦楽四重奏コンクールにHONO Quartetで出場し第3位及びハイドン賞(課題曲賞)。秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位。
ヤングプラハ国際音楽祭の日本代表として招聘されコンチェルトを演奏、またプラハ各地でハーフリサイタルを開催する。またニュージーランドへ親善大使として派遣され、クライストチャーチでリサイタルを開催。
円光寺雅彦、梅田敏明、宮本文昭、山下一史、高関健各氏とともに、各地オーケストラ、芸大フィルハーモニーオーケストラ、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団などとコンチェルトを多数協演。また学内外において様々なアンサンブル活動やソロリサイタルなどを行っている。公益財団法人 ロームミュージックファンデーション2012、2013年度奨学生。公益財団法人 青山財団2015年度奨学生。公益財団法人日本演奏連盟宗次エンジェル基金2018,2019年度奨学生。
これまでに澤和樹、長原幸太、玉井菜採、小栗まち絵、ジェラール・プーレ各氏に師事。2021年より読売日本交響楽団の次席第一ヴァイオリン奏者に就任。大阪国際室内楽コンクール2023において、ほのカルテット第2位及びコンクールアンバサダー賞を受賞。2024年度エネルギア音楽賞受賞。
●東条 慧 Kei Tojo(ヴィオラ)
山梨県出身。パリ国立高等音楽院、ハンス・アイスラー音楽大学、ベルリン芸術大学を卒業。
東京や英・米などの国際ヴィオラコンクールで上位入賞。カラヤンアカデミーとしてベルリンフィルハーモニー管弦楽団や、客演首席としてパリ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などで演奏するほか、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、マルボロ音楽祭など世界各地の音楽祭にも招待され、幅広く活動している。ソリストとして兵庫芸術文化センター管弦楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、ブルーノート東京にて上原ひろみらと共演。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」出演。デンマーク王立管弦楽団第一首席、デンマーク国立放送交響楽団第三首席(契約)、ベルリン・ドイツ交響楽団副首席(契約)を経て、2024年秋よりトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団首席ヴィオラ奏者として試用期間を開始する。
●築地杏里(チェロ)Anri Tsukiji
第71回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位。併せて日本放送協会賞、かんぽ生命奨励賞を受賞。2015年から2023年までクァルテット・インテグラに所属。これまでに第71回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第2位&聴衆賞受賞を始め、バルトーク国際コンクール弦楽四重奏部門第1位、第8回秋吉台音楽コンクール弦楽四重奏部門第1位など、受賞多数。
サントリーホールチェンバーミュージックガーデンにて「オープニング堤剛プロデュース2019」に出演し堤剛氏と共演。サントリー室内楽アカデミー第5・6期フェロー。桐朋学園大学音楽学部卒業。これまでに山崎伸子、倉田澄子、松波恵子、クライブ・グリーンスミス各氏に師事。ロサンゼルスのコルバーン・スクールにレジデンス・アーティストとして在籍後、現在フリーランス奏者として活動中。
●瀬 泰幸(コントラバス)Yasuyuki Se
1984年京都府生まれ。2007年京都市立芸術大学音楽学部弦楽専攻卒業。同年,ヴュルツブルク音楽大学大学院(ドイツ)入学。2008年からベルリン国立歌劇場管弦楽団オーケストラアカデミーに入団し奨学生として研鑽を積む。2014年から読売日本交響楽団のコントラバス奏者。これまでにコントラバスを西口勝,吉田秀,文屋充徳,クリストフ・アナカー,アクセル・シェルカの各氏に師事。
主催:八ヶ岳高原ロッジ TEL:0267-98-2131